INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

上からの続き。YOUTUBEの王ことキンボ・スライスについて

今回、上の記事でkamiproGONKAKUを並べたけど、
例えば今回kamiproキンボ・スライスの「幻想」を引き立たせるような、昔で言えば「プロレス超悪役大百科」的な記事を載せてくれた。また写真(イラスト処理?)が不気味なんだこっれが。
UGforum(だったっけ?sherdogだっけ?【補足:判明した、後述】)で噂が噂を呼び、そして闇の喧嘩自慢が表舞台に出て行くあの一連の過程は、私は追ってたわけじゃないけど面白かったからね。映画化もいつかされそうだ。


そこでGONKAKUFIGHT&LIFEでもいい)が、キンボ・スライスの試合をYOUTUBE画像も含めて、技術論から論じてくれれば、非常にいい対比となって面白かったろうにね。
まあ43秒のタンク・アボット戦で技術も何もないか。

海外格闘技フォーラムやサイトの盛衰について

このkamipro記事には「コアなファンが熱心に議論をする格闘技ウェブフォーラム」「管理人までが乗り出し、両者を仲介して話をまとめあげ、対戦を実現させてしまう」という話が出ている。
海外でよかったな。
NHBニュースに、「対戦相手募集」とか書かないように皆さん(笑)。


それはともかく、上にも書いたけどこのへん実際に読んでなかったんで、ちょっとリアルな大騒ぎの実感がない。だが、なぜか一通り知識がある、何でだろう?と自分で自分を不思議に思ってたら、あ!例によって例のごとく、ひねリンブログだよ!


http://hinerin.blogspot.com/2004/11/mma.html

Thursday, November 18, 2004英語MMAネット界を乗っ取った戦い
俺はあんまフォローしてなかったんだけど、この数日間はシャードッグもUGも、みんな「キンボvsガノン」という話題に埋め尽くされていた。ホイスももアケボノもUFCもすべてカキ消されるくらいに。こないだ紹介したWWEの「アングルvsピューダー」の時もスレが乱立してたけど、今回はその十倍くらいの勢いの狂騒ぶり。二日前あたりは、マジでUGの最新100スレッドのうち70くらいがキンボガノン関係。しかもこれは別にアラシではなく、みんな夢中でこの話をしてる・・・今日になってやっとおさまってきたが。

じゃ、キンボとガノンってナニモンで、どーしてみんながこんなに騒いでいるのか? 

・・・なんだけど、俺もリアルタイムで熱心にこの件を追ってたわけではないので、詳しくは知らんのよんね。ただここ数日の騒ぎは異常すぎるので、いったい何ごとかとちょいと過去ログ等をチェックしてみた。それで分かった限りのこととしては・・・(以下俺なりの理解による説明。もし、間違ってるなら誰か詳しい人訂正してくれ)。

まず、最初に話題になったのは黒人ストリートファイターキンボ・スライスの このV。

見れば分かるよーに、(双方の仲間達によって仲介された)裏庭ベアナックルファイト。ひげもじゃの方のキンボが、相手を何度もぶちのめしている。よく知らんがこのキンボは、賞金をかけてこの種の試合?によく出かけてゆくとか。で、これがなかなか見事なぶちのめしぶりなので、「キンボはタンクより強いんじゃないか?」「ヒクソンと戦ったらどうなるか?」 (こんなん作った奴も)みたいな話題が沸騰。

で、そのうち「キンボの仲間達が実際に賞金次第ではMMAファイターと戦ってもいいと言っている」みたいな話がでてきて、たいていこーゆーのはガセなんだけど今回はそうじゃなくて、UG Forumの管理人のKirik が直々に「キンボと本当に戦いたいファイターは私に連絡をくれ。向こうも本気らしい」と募集。当然「誰かやる奴いないのか?」って話になる・・・・・・・

2004年の文章だ、すごいな。
当時はまだまだPRIDE全盛期、kamiproじゃなく紙プロも、GONKAKUじゃないゴン格も、キンボのことを記事にしようなんて誰も思ってなかったろう(なってましたらすいません。でも、このエントリほど網羅的ではないはず)


でまあ、それはそれでキンボについてはこの記事とkamiproを読んでほしいのだが、気になるのはKirik率いる「UGforum」だ。



僕が最初に英語圏のマニアと関わった場所で、桜庭vsホイスの話題や石井脱税(笑)などは相当書いたし、ジョシュ・バーネットともここで知り合った。
当然、まだアカウントも持っているし、実はkirikから、兵隊の位でいえば軍曹ぐらいの特別な地位ももらったのだが、自分がブロードバンド環境になる前、どんどん広告貼り付けが増えていったおかげで、物理的にログインや読み込み時のエラーが激増した(笑)。


そこで諦めてだんだんフェードアウト、現在は英語版MMA情報ブログをやっているわけですが履歴を見るとUGフォーラムからリンクが貼られる例は数少なく、いや皆無かな?(そういう仕様なのかもしれないが)いつもsherdogばかりだ。


いつごろからか、sherdogのほうがいろんなことで充実して、たぶん業界トップはシャードッグになってきているなあ、とは感じていたが、老舗の意地でわが古巣UGforumもがんばってほしいものです。シャードッグのスレっドデザインって見にくいし。

その他、TUFブーム以降、やっぱり英語MMAのファンサイトや掲示板はぐっと増えてますね。
あっちにもまた、濃ゆい「MMAブロガー」もいろいろいるはずで、いつかそういう人が発見され、ネット上で日本ブロガーとの交流も活発になればいいのにな、とは思う。

ついでだからMMAサイトの話題もひとつ

kamiproスコット・ピーターソンコラムで「うちのスタッフがシャードッグに引き抜かれた!」とか言っている。
いや、大したもんだと思うのはそもそもスタッフ制度があって、それが引き抜きだということはつまりカネが動いているってことだろ。


まあMMAweeklyもSHERDOGも、日本でいえばスポナビバウレビ、GBRレベルの規模なんだろうから不思議なけれど、だが、前もスポンサーがどうこう、買収がどうこうという話が出ていた。
TUF前から、それなりにプロサイトとして活動しているのだから偉いなあ、というかうらやましいなあと。

道場本舗もFROM SAMURAI Nationも某ハイブリッド団体ではないが身売りする可能性はあるので。その資金を基にしてサッカー界の発展に尽くす所存であります。