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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

秋山成勲陣営、既に抗議(提訴)?実行委も見解

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20080103-00000004-spnavi_ot-fight.html
というか、1月3日にはすでに抗議はしているんですね。
それに対して既に実行委員会も見解を示している。

また、谷川氏は三崎和雄にKOされた秋山成勲側から、フィニッシュが「(反則の)4点ポジションでの顔面蹴りではないか」と抗議があったことを明かした。やれんのか!実行委員会では「厳密には4点ではなかった」「立ち上がった直後ではあったが三崎の攻撃は一連の流れの中でのものだった」としている。

[デイリースポーツ] [ スポーツナビ 2008年1月3日 10:57 ]

これで終わるんだかどうなんだか。
やれんのかのサイトにはルールは掲載されてないので、提訴とかの仕組みも正式にはよく分からん。PRIDEだって過去には控え室で抗議したら”実力者”の独断で無効試合に変わってしまったこともある。マーク・ケアーイゴール・ボブチャンチンの試合ね。
まあ変えたの石井和義氏だけどな。


今現在のところ、現場で一番権限がある野口大輔レフェリーがノープロブレムだと言っているのだから、正式な機関がそれをひっくり返さないと判定は覆らないし、覆ったら却っておかしい。
谷川貞治氏も、高田延彦氏も書いたり喋ったりするのは自由だが、とりあえずは外野に過ぎない。下のコメントで思い出したが、谷川氏も至近距離から見ていたチェ・ホンマンローブローをビデオで見た後でも「腸蹴りだ」と伝説のコメントを残した御仁だから、まあ聞き流しておけ(笑)
ただ、この腸蹴り騒動も逆に「最至近距離のレフェリーだってその時点では間違える」ということを意味するものでもある。


まあ、再戦というのは別に何があろうとやったっていいんで、微妙な試合だろうと完敗だろうと主催者が客を呼べると思ったらオファーすればいいこと。桜庭・ニーノ戦は微妙な判定が再戦を促したが、高田vsヒクソン・グレイシーの再戦は別に判定が微妙だったからではない。むしろ高田の実力が微妙なので組まれた(笑)。
こちらは主催者の領分で、あとは当事者が合意をすればいいだけだ。

個人的には「今回の試合の判定への抗議やら提訴」と「再戦機運の盛り上げ」を、別物として進めていき、一番権限のある谷川氏はむしろ後者に全力投球していけばいいと思う。
今回完勝であったにしろ、両者が高いレベルで実力が拮抗しているように見えた、とは以前書いたっけ。