http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html
今回は「マルサの女」シリーズを代表とする「女」シリーズを放送。
マルサはすごく面白く、マンガ界にも「特殊業界・内幕デティールもの」とでもいうべきものを定番にしたという評価をしているが、最後の「マルタイ」とかは全然面白くなかったという記憶もある。
でも、惜しまれる才能だった。もう十年か。
このコンセプトを、誰かに受け継いでもらうってこともできないのかな。
今日はその総括のような、伊丹をしのぶドキュメントをやる。
<特別番組>
「よみがえる伊丹十三〜ヒットメーカーの知られざる素顔〜」
BS2 12月24日(月)午後10:00〜10:54「お葬式」「マルサの女」など数多くの傑作を残した映画監督・伊丹十三が亡くなり、2007年で10年。5月には、故郷の松山市に記念館が誕生した。日本人の美しさや醜さを、鋭い社会風刺の中に描いてきた伊丹作品は、今なお多くのファンを魅了している。まな弟子・周防正行監督をはじめとする映画関係者のインタビューや、秘蔵の映像素材を交えて、その魅力に迫る。
映画の放送にさきがけてお送りします。映画と合わせてご覧ください。
ところでちょっとした都市伝説だが
伊丹十三の次回作構想はなんだったのでしょうか。
あまり、あり得ないとは思うが、ちょっとした陰謀論で「伊丹氏は自殺ではない。次回作(あるいは次々回作)が、日本のタブーに踏み込むようなものだったから謀殺されたのだ」・・・ああ、なんかリアリティどころの話じゃないが、それほど伊丹監督のいい作品は、確かにアジェンダセッティング(議題設定)をさせる力を持っていた。