ビッグコミックオリジナルに最近連載が始まった、食育とか農学、もやしもんブームを追うような作品がある。
イリヤッドや家裁の人、ケントの方舟の作者・魚戸おさむが描く「玄米先生の弁当箱」つうものだ。
とくにいま、ストーリーが面白いって感じでもないのだが、一情報として表題の話をさせていただく。
玉ねぎのあの赤い皮、あれには体にいい成分もたくさんあり、また味もでる。
あれで出汁をとり(さすがにその後は皮は捨てる)、それで味噌汁を作ると美味いとのこと。
その他、皮に栄養がある話を縷々していた。
そういえば自分も皮信者で、玉ねぎは知らなかったがジャガイモ、カレーを作るときでも味噌汁に入れるときでも皮はつけているよ。包丁でむく代わりに、野菜をごしごしする専門のたわしを調理棚には用意し、これで念入りにこすって泥を落す。
手間もそちらのほうがかからんしね。
しかし、戦後62年も経って、偉大な先達が漫画で説いたこの思想
(田川水泡「のらくろ武勇伝」より)
これを、最新の漫画が保障してくれるとは思わなかった(笑)
自分の動作を、独り言で最初から最後まで解説して場面を説明するという2コマ目の荒業な演出技法にも注目。