「のだめカンタービレ」続編読切掲載（KISS）　／　「それ町」の石黒正数氏、久々にヒーローパロの読切（スピリッツ次号）

漫画の読み切り情報２つ。

のだめカンタービレ、新作読みきりが掲載されるそうです pic.twitter.com/5zg9J8LPqy
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2016, 2月 21

ビッグコミックスピリッツの次号に、石黒正数氏が読みきりを描くそうです。得意のヒーローものらしい pic.twitter.com/pWRZq5E8zT
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2016, 2月 21

のだめカンタービレのほうは、あらためて言うまでもないので「楽しみですね」である。
この雑誌読みきりがその後、単行本などにどう収録されるかはわかんないけど…「KISS」を購入するのもな、という人は漫画喫茶活用とか。

石黒氏のほうは解説がややいるというか…構成や伏線の張り方が見事なのは周知な石黒氏だが、それをいかしつつ、「ヒーローものパロディ」をこれまでも何本か描いていて、どれも面白い。その多くは「悪の組織の視点から見たヒーローもの」だ。

世間におなじみの「お約束」があればあるほどパロディってのは楽なもんで、
かつては歌舞伎講談時代劇にメロドラマに刑事もの、
いまはドラクエ的ファンタジー、タイムリープ、スペースオペラ、ロボット…

そして特撮ヒーローもののパロディなんてのは、ほんとに一番単純というか、もうやろうと思えばいくらでもやれる。一山いくらみたいな感じだ。
しかし一流シェフが、だれでもできるご飯と味噌汁や、プレーンオムレツを作ると「こ、これが同じご飯？オムレツ？？」となるように、石黒ヒーローパロディはお約束の素材のくせに本当に面白い。