ひさびさにFACTAが自分のアンテナの上位に上がってきたので読み逃したエントリもまとめて読んだ。
日本の会社で、新検索ソフト「サグール」を開発、産経新聞社と連動したブログ「iza!」も作った会社の社長がインタビューされている。
日の丸検索ソフトの未来、というのは個人的にも興味があるし応援したいが、googleを使えば使うほど、このソフトはヴァンダレイ・シウバよりも小橋健太よりも絶対王者で、この天下をひっくり返すやつんあて想像もつかん・・・と思うのだが。
http://facta.co.jp/blog/archives/20070510000412.html
阿部 チーム・ラボが開発した検索エンジンの「サグール」は次世代型検索エンジンと呼ばれていますが、Googleのアルゴリズムとはどう違うのでしょうか。
猪子 今の検索というのはランキングそのものなんです。ネットではGoogleやYahoo!が表示する検索結果の並び順が情報の価値基準になっています。そんな中で、もう少し違った価値基準の検索エンジンがあってもいいのでは、という思いがありました。それで、主観的な検索エンジンを作ろうと思ったんです。
(略)
Googleのページランクなどでは、より大きな会社や媒体が出している情報が上位に表示される傾向がありますが、サグールでは、もっとコアでエッジのある情報から順番に表示されるようにしたいと思っています。(略)
阿部 被リンク数を基準にしたページランクであれば、何となくイメージできますが、エッジのある情報を見つけ出すアルゴリズムなんて想像がつきません(笑)。そういったファジーなものをどうやって計算式にしているのでしょうか?猪子 システム自体はまだ発展途上の段階ですけれど、ぜひ一度使って頂いて、エッジのある情報が表示されるか試してください。
阿部 そうしましょう(笑)。
サグールの考え方は、人間が情報を連想したり、記憶を呼び起こす仕組みに非常に近いようですね。人間の脳と同じような判断をする検索エンジンを指向されているのでしょうか?
猪子 (略)よくサグールを知らない人に、「サグールの検索結果はおもろい順に表示されます」と説明すると、「おもろいの定義って何? 人によって違うでしょ」と言われたりしますが、友達同士の会話では「おもろいの定義はこうなんだけど、あの映画おもろいよね」とは言わないじゃないですか。実際はそんなに定義化されていなくても意思疎通はできますよね。そういった感覚をテクノロジーにしていきたいんです
なーんか、ちょっとハッタリも入ってるような気が率直にはするし、あと「ムリヤリに差別化した?」って感じも見え隠れするのは事実。だがまあ、使ってみて判断しますか。
ここ↓
http://sagool.jp/
実験
「PRIDE 闇」の検索結果↓
http://sagool.jp/s?q=PRIDE%E3%80%80%E9%97%87