「亡くなった人の娘婿だからといって、そのまま行政のトップに立たせるわけにはいかない」というのも真っ当な発想だ。他の地域の世襲候補にもこういう判断をすりゃいいのに、とも思わないでもないが、今回は状況が状況だからな。
娘さんは「一長はその程度の存在でしたか?」って言ってたけど、それは別物の話だ。
まあ、精神的に冷静でいられなくても仕方ないのでこれは別に。
ただし、市役所の中からある意味棚ぼたで当選した彼が厄介なのは今長崎市では例の「裏金問題」があるということ。突然安定した地位をなげうって出馬した勇気はまた評価できるが、ゆめゆめその問題を隠すようなことがあってはいけないだろう。そのときはたやすく有権者は失望に変わる。
それは今回の暴力に対して、市民社会が最終的に敗北することにもなる。