まずコメント欄から。
野球とMSX 『久しぶりに書き込みます。
1月23日(火)午後9時10分から午後10時、
NHK−BS1「BS世界のドキュメンタリー」で
「イラン 大統領になりたかった男」という番組があります。民衆の声を政治に反映させようと、長年大統領選挙に
出馬し続けている泡沫候補の老人の姿を追ったものです。以前当ブログで「戦前の大日本帝国に最も似ている国は、イランだと思う」
と書かれていましたね。
詳しい内容は番組を実際に見てみないと分かりませんが、
中東・西アジア地域で、ある意味最も民主主義が浸透している国は、
米国が何と言おうが(イスラエル以外では)
イランなのではないでしょうか?』
実は番組紹介のみならず、ここからいろいろと考えるべきことがある。
たとえばイランの民主制度についてだが、アハマディネジャド大統領、実は自分を支える与党ともいえる保守強硬派が地方選挙で敗北しているのだ。
http://mijikaku.blog67.fc2.com/blog-entry-252.html
イランで15日に行われた統一地方選は
21日までに集計が終わり、
その結果、穏健保守派が圧勝、
保守強硬派のアフマディネジャド大統領派の惨敗が明らかになった。
イランの最高指導者を選出する「専門家会議」選挙でも
強硬派は伸びなかった。
核開発問題などでの強硬姿勢で、国際的孤立を深める一方の
アフマディネジャド大統領に対する国民の不安が、
色濃く反映された可能性が強いとみられている。
まあぶっちゃけた話、イランで選挙がそれなりに機能しているという話は、知っている人は知っていて珍しくない話題なのだが、知らない人は知らない。
そもそもアフマディネジャドが大統領になったのだって、元は無名の1市長だったこの男が国民の支持を受け、「アフちゃんブーム」とでもいうべきものが起きたからこそであるのです。
だからブッシュが有名な「悪の枢軸」演説をしたときも、スピーチライターの一部からは「イランはそれなりに民主的なんですが、一緒にしちゃまずくね?」という声が上がったのだが、これは米国のほうの強硬派に押し切られたと。
これ、どこで読んだのかな?あ、今月の文芸春秋、手嶋龍一の記事だ。
以前も聞いたことあるけど。
この項、つづく。