すぐに記事がなくなってしまうものだから、保存しておきますね
10月27日午前７時35分頃、宇都宮市江曽島町の市道の交差点で児童７人が集団登校の待ち合わせをしているところに、道路反対側の自宅から車を走らせ児童２人をはねた。さらに車を交差点脇の４５歳男性会社員宅に衝突させ、車から降りてなたを振りかざし、会社員宅に侵入。会社員ともみ合ったが押し出され、通行人らに取り押さえられた。容疑者６４歳は実弾入りの拳銃をズボンに挟んでいたという
これに関連して、NHBニュースに小生が投稿した記事
ナタ・拳銃持った犯人捕まえた男性、「テレビで見ていた腕十字で」 < Gryphon
http「週刊現代」
http://www.asahi.com/national/update/1028/TKY200610280271.htmlにあるとおり、先月２７日に宇都宮市で「登校中の児童の列に乗用車が突っ込み、通行人も運転していた男にナタで切りつけられた事件」
が発生しましたが、その犯人を現行犯で取り押さえた会社員の話が週刊現代に詳しくのっています。
男性もナタで頭部を切り付けられたりしましたが、犯人の腕を「テレビでなんとなく見て覚えていた」腕十字のような形で捕捉、取り押さえた・・・と話しています。
また、拳銃に対しても
「子供の頃モデルガンが好き」なために構造を知っており、撃鉄と弾倉を押さえつけることで、拳銃の発射を防ぐことができた・・・とか。
大変勇敢な行動で、児童二人に車で怪我をさせた凶悪犯による被害の拡大を防ぐことができました。
（もちろん、通常の状態なら拳銃や刃物を持った男に素手で応戦するのはあまりに無謀でやるべきではありませんが）
「百年兵を養うは一朝にあり」とはいうが、こんな状況に世の中めったに遭遇するものではない。
しかし、この場に居合わせたのがこの、彼であったのは幸運としか言いようが無いね。
その勇気と義務感も言うまでも無くすばらしいのだが、仮にそれがあったとしても、たとえば格闘家でもっとスキルやフィジカルがあっても、「至近距離で拳銃を撃たせない方法」とか、普通の人はそもそも知らないし、知っていてもとっさに応用できるほど血肉化されていない。モデルガンマニアじゃないと「日本では」、無理だろう。
しかし、銃の扱い方なんかは「一般教養」のところのほうが世界ではむしろ多数派でね。
いいのか悪いのか。
銃を奪って相手にそれで対抗する、なんてシチュエーションでも安全装置とか解除できないかもしれない。
よく、アクション映画でもヒーローが解放した人質に「お前も闘え」と銃を渡したりするが、日本人、それダメです。
「じゃあカラテを使え」
それもだめです。
