森達也「下山事件」に重大疑義？捏造？

２ちゃんねるの影響力、という点につなげてもう一つ。
最近、森達也氏の「下山事件」が文庫化された。

下山事件(シモヤマ・ケース) (新潮文庫)

のだが・・・・
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1160894864/-100

2 ：無名草子さん ：2006/10/15(日) 15:51:10
「下山事件」での森達也の証言捏造関連レス　その１

41 ：無名草子さん ：2005/10/30(日) 20:53:26
とりあえず事実関係。
嘘だと思うなら両者の本をしっかり読んでね。
↓
森の「下山事件」での柴田氏の大叔母の証言（しかも、「」付きで、語り口調！）
・キャノンの部屋がライカビルにあった。
・キャノンと矢板は親友
・下山失踪の日、会社（亜細亜ビル）に兄、矢板が出社しなかった。
・翌日の新聞を読んで「みんながやった」と直感した。
↓
柴田氏「そんなことは言っていない。大叔母は事件の一年前に亜細亜産業を退社。事件の日も翌日も会社にいなかった。もちろんキャノンの名も知らないし、矢板と親友ということも知るわけがない」

柴田氏の大叔母の証言（これも、「」付きで、語り口調！）
亜細亜産業で使っていた車について、柴田氏と齊藤茂夫、森が同席して取材。
「ビュイックだと思う」と答えたのに、
森の本では「僕が持ってきたビュイックの写真を見せると、『ちょっと違うなあ』と答え、後日ナッシュの写真を見て『この車よ。間違いない』と答えた」というように、全くのデタラメを捏造して記述。
ところが森は取材の時に写真なんかもって来ておらず、「ビュイックだと思う」と答えたのに、「違う」と正反対の証言を捏造。
ニュアンスが違うどころか、「正反対」の証言、取材での会話を平気で長々と創作。

これはすべて、

下山事件―最後の証言

から出ている話。だから著者の「柴田哲孝氏の主張」ではあるのだが、たとえば証言者の退社時期などは確認できるだろうし、森氏はTVドキュメンタリストなんだから取材時の映像などは持っているのではないかな？
まあ、積極的に両者で議論して真実を明らかにしてほしいものだ。

ひょっとしたら、文庫版にする際に、その辺についての注釈や森氏からの反論が付加・補足されているかもしれない。
注目してみよう。