米ソ宇宙開発競争のドラマ

時々ここにコメントを寄せる「野球とMSX」氏よりメール

こんばんは。数日前に話していたが、冷戦時代の米ソの宇宙開発競争を描いた、実話を元にした英ＢＢＣ制作の海外ドラマが明日14日（月）からＮＨＫ総合テレビで４夜連続再放送される。時間はいずれも深夜０時から０時51分まで（正確に言うと翌日に日付が変わってからだが）。
題名は「宇宙へ―冷戦と二人の天才」。原題は「ＳＰＡＣＥ　ＲＡＣＥ」。ドイツからアメリカに亡命したフォン・ブラウンと、ソ連のコロリョフという科学者の競争を軸に描いていく。
ちょうどマンガ「栄光なき天才たち」で十分描き切れなかった第二次大戦後、冷戦期間中の米ソ宇宙開発を描いているようだ。当初はソ連が競争をリードしていたが、あくまで軍事開発にこだわったため、ケネディ政権になってからアメリカに猛追されていく様子を追っていく。
全４回の題は「ロケット開発」「衛星開発」「有人宇宙飛行」「月面着陸」となっている。 ＮＨＫホームページの案内を参照したのだが、なかなか見ごたえありそうなドラマですね。

このドラマは軍事系作家でも飛行機・ロケット系に詳しい大石英司氏も自分のブログで「必見！」というておる。
そこにひとつ、「こういう本があるよ」と当本舗でも付け足したい。

月をめざした二人の科学者―アポロとスプートニクの軌跡 (中公新書)

こういう形で、対照にして互角のものががっぷり組むドラマは、上杉謙信ｖｓ武田信玄、スコットｖｓアムンゼン、空海ｖｓ最澄などに匹敵しよう。