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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「NETFLIX コンテンツ帝国の野望」って本が出たらしい

NETFLIX コンテンツ帝国の野望 :GAFAを超える最強IT企業

NETFLIX コンテンツ帝国の野望 :GAFAを超える最強IT企業

【電子版は6/10より先行発売】

動画配信世界一位! アマゾン、ディズニーを圧倒する動画の王者の戦略。

絶賛の声が続々!

前田裕二
この本を読んだ後に改めて赤い"N"の字を見ると、鳥肌が立つ。
僕らは今、血湧き肉躍る歴史的な「メディア革命ドラマ」の渦中にいると、気付かされる。
SHOWROOM社長

楠木建
ネットフリックスの正体を知りたければ、動画配信前夜に遡らなければならない。そこに戦略と競争優位の本質がある。
一橋大学教授

成毛眞
興奮のうちに読み終えた。ネットフリックスは、エンタメだけでなくあらゆるビジネスを揺るがす最強の破壊者だ。
マイクロソフト社長


有料会員1億4000万人、コンテンツ投資額年間1兆4000億円!
政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」から、アカデミー賞受賞作「ROMA/ローマ」、片づけバラエティ「KonMari」まで、
オリジナル作品で驚異的なヒットを放ち続けるネットフリックス。彼らはなぜ動画配信の覇者になりえたのか?
テクノロジービッグデータを信じ、過酷な競争文化で急成長を続けるテック企業。その知られざる創業秘話から、
大胆な業態転換をへて頂点に上り詰めるまでの壮大な物語を初めて描きだす。

この一社が世界を変える
内容(「BOOK」データベースより)
有料会員1億4000万人、コンテンツ投資額、年間1兆4000億円。政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」から、アカデミー賞受賞作「ROMA/ローマ」、片づけバラエティ「KonMari」まで、オリジナル作品で驚異的なヒットを放ち続けるネットフリックス。彼らはなぜ動画配信の覇者となりえたのか。テクノロジービッグデータを信じ、過酷な競争文化で急成長を続けるテック企業。その知られざる創業秘話から、大胆な業態転換をへて頂点に上り詰めるまでの壮大な物語を初めて描きだす。


ネットフリックスに関しては通り一遍の知識しかない。
なんで、ただネットでコンテンツ配信するだけ…だけっつっちゃなんだが、の企業が、これほど世界的になったのか。従来のコンテンツ配信企業(映画会社やテレビ局)は、なぜ勝てなかったのか…なんとなく予想はつくが(笑)、詳しく知れば面白いだろう。Amazonの歴史を描いた本も、ビジネス本あんまり好きじゃないじぶんもおもしろかったしね

アマゾンはこうやって「繁殖」していった…「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」より/キンドル創世記も - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
・第8章「キンドル誕生」が個人的には、たぶん一般的にももっとも面白い。旧来の出版社や著者に対して仕掛けた罠的な戦略は、おそらく徳川家康大阪城攻めに匹敵する(笑)。

・先駆けである「ロケットブック」の挫折などもあるし、アマゾンは音楽事業でアップルに敗北した。もしアップルが、音楽業界での勢いそのままに書籍にも進出すれば…その危機感がキンドルを生んだ。デジタル書籍は旧来の書籍に悪影響、という人ももちろんいたが
「他人に食われるぐらいなら、自分で自分を食ったほうがずっとマシ」。


キンドルWi-FI禁止(難しすぎるから)。PCにつなぐのも禁止。じゃあ携帯電話へのアクセス機能ぐらいしかない…それは「携帯電話を組み込むのに等しい作業」だった。

・さらに、その料金を客が払ってはならない、というか無線接続であると客が感じないようにせよ、という無理難題…そこからきんどるの方向性が生まれた。
 
・のちにEインクと呼ばれる技術もちょうど生まれたところ。先行者にくらべてちょうど10年の遅れが、最高のタイミングになった。
 
・その後の出版社への圧力は、小見出しを見てもらおう(笑)
■弱い出版社から交渉しろ
■10万冊を必ず集めろ
■出版社に伏せられた9ドル99セントという価格
■ガゼルは傷を負い、チーターは走り回る


・9章、10章では出版社の躊躇や反撃、そしてベゾスがもっとも恐れたスティーブ・ジョブス率いるアップルの侵攻とその大戦争のことが語られている。

・幹部はこのアマゾンへの商品提供交渉をこう回想する。
「あの仕事は、手足をばたつかせていやがる出版社を21世紀に引きずっていくようなものだった」



しかし私事だが、このネットフリックス本を知ったのはめちゃくちゃ古いメディア…本に挟んである新潮社のチラシからだったのが皮肉(笑)


いまAmazonでは、関連でこんな本も紹介された

ネットフリックス大解剖 Beyond Netflix

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