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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

韓国民団団長、総連との独断和解の責任取り辞任。再任には意欲

http://www.asahi.com/national/update/0721/TKY200607210614.html

 在日本大韓民国民団(民団)の河丙オク(ハ・ビョンオク、「オク」は「金」へんに「玉」)団長は21日、中央執行委員会で「9月15日に総辞職する」と辞意を表明した。議長や監察委員長ら幹部も9月に辞職する。河団長は委員会後に記者会見し、在日本朝鮮人総連合会(総連)との和解をめぐる組織の混乱について「和解に各地から反対意見が多く出た。性急に進めたのは失敗だった」と説明した。

 次期団長選は、10月24日に臨時中央大会を開いて代議員が投票する方式で行う。河団長は「大会で信任を問いたい」と述べ、再任に意欲を示した。・・・

これが強みも弱みも含めて、民主主義体制というものだ。河丙オク(関係ないが、この「オク」という漢字にツッコまないように)体制が盧武鉉の融和路線の煽りを受けて誕生したのも民主主義なら、批判を浴びて白紙撤回、グズグズグダグダの末に辞任して、もう一回その地位を欲しがると言うのも民主主義。
ノムヒョンが大統領となり、「開かれたウリ党」を第一党にしたのも民意で、支持率一桁で地方選大敗するのも民意だ。


結局、いい悪いじゃなくて、こういう「ゲームのルール」(c;佐藤優)であるのだから、その中で関係をお互いに結ぶしかない。あちらからこっちの「ゲーム」を見ればまた言いたいことはあるのだし。


ただ、この民団団長の末路と比べれば、拉致事件が明らかになって以降も、徐萬述らの執行部体制が揺るがない朝鮮総連の組織としての異様さが良く分かる。