今回の逮捕については、中野翠のコラムを引用した
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050309#p4
で尽きているので、実は今回何も言うことは無い気がする。
ひとつだけいうなら。
シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」に、、シーザー暗殺を行った一団がこう高らかに宣言する場面がある。
どのように時代は過ぎても、我らの行なった
この崇高な場面は繰り返し演ぜられることであろう。
How many ages hence
Shall this our lofty scene be acted over.
今回は、崇高でも何でもないが(笑)、ホリエモンはここ2、3年、無理やりのように日本という劇場のまんまん中に躍り出て「堀江一代記」というオペレッタを演じた。彼はカネも好きだろうが、それ以上にたぶん、やっぱり目立ちたがりで注目を浴びることを生きがいにしていただろう。
この作品を、彼はある意味みごとに完結させた。
彼のストーリーは、何度も舞台で、映画で、小説で繰り返し演ぜられるだろう。それで以て瞑すべきかと。(前にも書いたが、幹部の自殺????が、非常に暗い影を落としているが)
また、何でだ?といわれるとなんとも答えようが無いのだが、この堀江逮捕・護送の映像を見てふと思い出し、パソコンで聴いたのがこれ。たぶん「栄光」とか「天国」「地獄」とかそういう単語が入ってるから、という単純な理由だろうけど。
http://www.mtblue.org/music/lyric/train-train.php
http://www5f.biglobe.ne.jp/~jlinks/song/2003/train2_s.html
(こっちのリンク先は替え歌だが、MIDIが聴ける)
詞・曲 真島昌利 歌 THE BLUE HEARTS
栄光に向かって走る あの列車に乗って行こう
はだしのままで飛び出して あの列車に乗って行こう
弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく
その音が響きわたれば ブルースは加速していく
見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ
ここは天国じゃないんだかと言って 地獄でもない
いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない・・・・・
あとひとつ追加。
ライブドアのPJ(パブリック・ジャーナリスト)、今こそ存在価値が問われる、運命を決める正念場だ。