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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ニ団体抗争の狭間で、小さいところも頑張ってるよの話

おはようございます。昨日はいろいろ、仕事が急がしかったですね。

・・・とだれも聞いていないのに、「昨日は仕事だったんだよ」と解説するというのは、私も人並みに世間の風潮ってものを気にしてるからでしょうか。同調圧力というやつです(誤用)。


さて「暇でモテないプロレスファン」のためのハッスルハウスに行ったわけでもないので、それ以外のことで、書いときたいような他団体などの活動を。

中村K太郎日本記録イーシャンテン(たぶん)

タイトルで「小さいところ」と書いときながら、アマ登録選手と試合数でいえば世界最大の組織の話というのも恐縮なのだが
http://blog.livedoor.jp/usiwotaose/archives/50400656.html
にて詳しい、この前12/17の修斗新宿FACE大会。

K太郎強いね。投げられてもすぐ立ってバックも奪う。
パンチも巧い。爆発力は無いけどドンドン人材不足のミドル級で
勝ち上がってもらいましょ。ふてぶてしいリング上と違って
等身大のブログもGOODです

そのブログというのがhttp://d.hatena.ne.jp/ktarou/
タイトル分かりやすすぎ。よりにもよってはてなです。
その紹介文を見ると驚きだ。

クラスAシューター中村K太郎と申します。2005年度修斗ミドル級新人王です。戦績は、DOG1戦1勝、修斗5戦5勝、デモリッション6戦4勝2分です。

まだ無敗す。

前田吉朗が注目を浴びたのは「デビュー以来の連勝街道」で、近藤有己を抜いた、五味隆典を抜いた、今成と引き分けたが無敗記録は続く、チャールズ・ベネットについに・・・という一連の流れですが、吉朗のキーワードにあるように(って俺が書いたんだが)、引き分けも入れた前田のデビュー連続無敗記録って「14戦無敗」のはす。
中村選手はプロフィールから計算すると、すでに「12戦無敗」。
次の試合で負なければ五味隆典の記録に並び、その次勝てば前田吉朗に追いつく。

これはすごい。ひょっとして視線の先にあるは修斗王座はもちろん、MARSか?

ただ、つい間違って「滝田K太郎」とキーボードを打つ指先が動いてしまうんだよなあ(笑)・・・。あれはあっちが知名度を上げる手段として、あるイミ反則技をつかっているからだが。まさか「K・K・K・K K太郎」とかいってボーイズを踊らせるわけにもいかないしね。

まあ、クラスAですから普通に今後は注目を浴び、リング上も相当厳しくなるでしょうが、ぜひとも頑張ってください。はてなダイアリー団で勝利者賞でも出すか。


JTC終わる。グレイシー・バッハ柔術vsはてな(どういうくくりだ)、抗争勃発!!

かたやプロ修斗と、それにつながるアマ修斗あれば、もう一方の雄「JTC」あり。まだ公式サイトにも記録は載っていませんが、今年は12/18に大会が行われました。
http://jtc.cside.com/

上エントリで「前田吉朗」(彼のJTCを経てデビュー)のキーワードから発見したのだが、はてなダイアリーにもJTCに参加者がいらっしゃった。
http://d.hatena.ne.jp/newazashi/20051219
自分の筆による、試合展開のレポートが実に迫真的で(自分の経験だから当たり前だろう、という人もいるだろうが、絶対にそんなことは無い。稀有な才能といえる)、手に汗握る。

・・・・俺が下から、アームロック、膝固め、とかを狙って相手がそれを防ぐ展開。アームロックは防がれること前提でかけたけど、膝固めは入りかかったし相手が明らかに嫌がったので、そのまま極めにかかった。でも相手も落ち着いてて、あと一歩極められなかった。

そしてブレイクがかかりスタンド。そこで相手のセコンドから声「打撃で行け!」

相手がパンチでラッシュかけてきた。最初は付き合わなかったけど、一発顔に当たった。気がついたら殴り返してた。俺のも一発相手の顔に入った。そのまま蹴りをしたけど、しょっぱいくらいにスローな蹴り。当然のごとくキャッチされた。そのまま振りかぶってきたので、おそらくフック。これはまずいと思い。寝技に引きずりこんだ。
そこで相手のセコンドが「寝技に付き合うな!パンチで行けパンチ。相手パンチにビビッてる」らしかったです。ハッキリ言ってビビッてなかったけど。

そのセコンドの声も振り切って、あえて寝技で勝負してきた相手には何ていうか寝技師としての誇りを感じました・・・・・


惜しくもこの試合で敗れ、リンク先の選手は3位、勝った選手は優勝したとのこと。

・・総合格闘技の公式戦で、初めて黒星をつけられましたが、グレイシーバッハ東京の彼の名前は絶対忘れませんよ。試合後彼が俺に、またもう一回お願いします。もし柔術で当たった時もお願いします。と言ってきた。礼儀正しいし、いい人でしたね。柔術では彼が1階級上やから試合で当たる可能性は限りなく低いけど、総合で負けたんや。そりゃ総合でキッチリお返しするわ。

もう今すぐにでもやりたい。次やる時は、延長なんかオロカ判定までもいかさへんよ・・・

と、相手に雪辱を誓わせ、JTCの頂点を奪った「悪魔の巣窟」グレイシー・バッハ東京でも、相手を返り討ちにしてくれんと日夜猛練習(註:正確にはこの特訓?は12日で大会前なのだが、それはそれでスゲー話)。


こんな感じで。
http://blog.livedoor.jp/hardcore_heaven/archives/50245501.html
http://blog.livedoor.jp/hardcore_heaven/archives/50247112.html
http://blog.livedoor.jp/hardcore_heaven/archives/50249171.html
http://blog.livedoor.jp/hardcore_heaven/archives/50251946.html


・・・・
「それはそれ!
      これはこれ!」


修斗FACE大会もうひとつ。井口摂敗れる。しかし会場は

構成のバランスは悪いが、もう一度新宿FACE大会の話に戻る。
http://blog.livedoor.jp/usiwotaose/archives/50400656.html
【第6試合】バンタム級 3ラウンド
○BJ(日本/AACC)56.1kg→56.0kg 
2R 0'31" TKO
×井口 摂(日本/TEAM BADASS13) 55.7kg
※セコンドのタオル投入

無敗ではいられないだろうと思っていたから、結果はさもあろうだが、決着後に

BJはリング上でおおはしゃぎ。
「たいしたことねー!ハハハハッ!10年早い!来年の新人王トーナメントからやり直して来い!」井口をケチョンケチョンにけなしまくり。

BJのハイテンションが悪い方向に。すっきりしない勝ち方だし、井口選手のヒールキャラやプロ意識の高さはかなりの人が評価してたもん。だからあのマイクは逆に会場ドン引きだった。

http://d.hatena.ne.jp/the_saintK/20051218/1134903421

んでも、BJったら「こんなモンです。」ゎ非常によろしくなかったですな。井口のキャラがセルフプロデュースという事をわかりましょうよ、って(笑)。試合後の井口の礼儀正しさを見習いなさい


むつかしいねえ。BJにしてみれば
「えっ、こいつは毒舌のマイクで人気の選手だろ?なら相手の俺も、そのフィールドに入って、敢えてノーリスペクトのアピールのほうが、奴もキャラ的においしいじゃん? なんで俺の時だけひくの?」みたいな思いもあったんじゃないかと推測。
完全に本心だったわけでもないんじゃないかと。

しかし観客・会場の空気がベビーフェイスをヒールに、ヒールをベビーフェイスに扱う逆転劇は、手のつけられない偶然のいたずらによって時々発生する。
なにしろ、完璧に観客をコントロールし得る団体であるはずのWWEだって、かく誤算をするのだ。

「老雄ハルカマニア、驚異の大ブレイク!」(2002年 ひねリンルポ)
http://www.kansenki.net/report/02/0317wwf_hine.html


BJによろしく。(意味なし)


リアルリズム 究極の名勝負

もう、再放送もひと段落したあとに書くのは申し訳なく、本当は放送期間中に伝えるべきだったのだが、この前のリアルリズムのメインイベント、池本誠知vsオ・ウォンジンは本当にすごい試合だった。PRIDE、HERO'S、UFCパンクラス修斗、スマック、ZST・・・どの団体の最高の試合と比べてもまったく見劣りしない。
年間最高試合のベスト3に余裕で入る。

怪力あり!
技術あり!
根性あり!
気迫あり!
逆転あり!
感動あり!

これが多くの人の目に触れにくい状況というのは、本当に残念だなあ。
佐伯繁代表が、観戦しながら号泣している。ジャイアント馬場さんが、解説中に、おなじく四天王のプロレスをみて泣いたのを思い出す人も多かったろう。
相手のオ・ウォンジンも、鍛えられた体が生むパワー(フロントチョークで相手を20秒近く宙吊りにするんだぜ!)と根性、レスリング技術に、中尾受太郎と引き分けたという実績もあり、もう一気にスター街道に入れるのだが、まことに残念なことにこの超激闘で内臓破裂(なんでそれで戦い続けるんだ・・)したそうだ。
しかし復帰となれば、もう是が非でも試合をみたいね。
池本選手もこの試合、そしてグラバカ石川選手との試合と、史上に残る名勝負を2つも残している。今度の中尾受太郎戦(DEEPタイトルマッチ)はどうなるか。


あれ?今日はほかのに集中するため軽く書くつもりの小ネタのエントリだったのに、今までで一番分量が多いぞ。