INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

1.23大会は門脇英基と土屋選手の試合がよかったねー。そして上田将勝

いま、土屋選手のフルネームが書けないことに気づいた(笑)
http://blog.livedoor.jp/usiwotaose/
カンニングすると
土屋大喜(JPN/roots)ね。今までも試合を見たはずなのだが、今回あらためて見ると本当にノンストップアクションで勝利をもぎ取った。対する門脇選手って、なんとなく星の巡り合わせで、実力に見合うだけのいい目を見られない感があるなぁ・・・と思っていたが、戦極での敗退に続き、今回も勿体無いところで星を失ってしまった。
ブレイクも、なんというか一番運の悪いところで取られてしまったし、それ以上に残念なのは、3R目のあの体勢でもう「キャッチポイント」が入ってもいいと思ったんだけど。
リオン武は65kの減量がそんなにもきつかったとは、それが意外でした。でも70kgに移すのはたぶん難しいですよね。


なんにせよ。前にも書いたけど修斗はシンボルマークのドラゴンというよりはヒュドラに近い。首(トップ選手)が切られても切られても、次の首が生まれている。
そして、例えば「金原正徳はたしかにKIDに勝ったし戦極の王者だけど、リオン武のほうが強いよ」と言われてもすげえ納得する感じがあるでしょう。小見川道大高谷裕之所英男前田吉朗・・・らに対しても。こういう「別の山」があるという状況は、実は個人的には嫌いじゃない。源平合戦の時に遠くみちのくに悠然と聳え立つ奥州藤原氏・・・というか、魏・呉・蜀の三国鼎立というか。


そのリオンは、「タイミングがあえば、いつでも他団体の選手とやりたい」とうれしいことを。
よく考えればDEEPのトーナメントにも参戦寸前までいったと聞いたこともある。ただし「5月に日沖発とタイトルマッチをしたい」と。
でもこれも、別の形での戦極殴り込みなんだよな。
あとゴン格のインタビュー写真。
写真の撮り方もいいのだろうし、今さら言うまでもないのだろうが、いわゆる甘いマスクのハンサム・ガイ(どうも表現が「プロレススーパースター列伝」風です)、実績より写真で、谷川貞治氏にアピールしたほうがいいかもだ。

その一方で上田将勝は。

「その一方」ってハンサムの一方で、って意味じゃないですよ(笑)。他団体の選手とやりたいレオンの一方で、上田選手はあまりそっちには興味ないとの話。体重のあう相手が少ないこともあるのだろうが、「修斗以外で勝っても、修斗の1勝にはならないから」という、とっても競技の根本に立ち戻ったスタンス。
うわすごい。もう何も二の句が告げないほどの正論だ。論理として完璧だ。他団体で見られない残念さより、論理のみごとさへの感服が先立った。


あとひとつ、この前相手が反則(ロープつかみ)を繰り返したことについて
相手が反則で減点されればそれだけ僕が勝ちに近づく。だから感情的にもならなかった。ルールの中で戦って勝つことに意味がある

はい、産経新聞主催・正論大賞(なんだそりゃ)。


修斗内の連勝・無敗といえば、ヴァーリトゥード・ジャパンルールでの試合を入れる入れないで数が変わってくる(基本的には記録に入れない計算が一般的な様子)のだが、なんと言っても五味隆典桜井”マッハ”速人が突出している。

上田は現在12戦10勝2分・・・つまり0敗。

修斗以外をふくめて現在「デビュー以来無敗記録」を継続中の選手としては最多だ。日本一も見えてきている。