ちいっとこの話題を書くのは早いのだけど、メルマガが来たこともあり少し引用しつつ。
4.26DEEP東京ドームホール大会、気になる試合のひとつは前田吉朗vs DJ.taikiの3度目の対決、そしてタイトルマッチ。
メルマガ「格闘秘宝館」より
ターヤン このカードは何回目になるんでしたっけ?
高崎 3回目ですね。過去、パンクラスで1勝1敗で。
橋本 1回目はDJのKO勝ちだけど、吉朗としては止めるタイミングが早かったという感じで。2回目は吉朗が判定で勝ったんだけど、今度はDJは判定に納得してないみたいなね。まあいつもの話ですけど(笑)。で、3回目がここで来るんですねえ。面白いですよねえ。
(略)
高崎 …(DJは)以前は穴がハッキリ見えた選手だったわけじゃないですか。
橋本 負ける時は負けるなあみたいな。
高崎 そこから「負けない選手」になりましたからね。もともと厄介なタイプだったのが、より厄介な挑戦者として浮上したと。
橋本 やっぱり総合力が上がってますからね。でも、総合力は吉朗も上がって…(略)…日本のバンタム級では最高峰に近い一戦ですよね。まあ、堀口恭司とか今成とかもいますけど。
高崎 石渡伸太郎もね。前田とDJの2人にはインタビューをする予定で…聞きたいのは、今の2人が前の2戦をどうとらえているのかっていうことなんですよね。今回の試合に関係あるのかないのか、「3回目」ということを意識しているのかどうなのか。
これまでも何度も書いているけど、前田吉朗vsDJは記録上はともかく実質”1勝1分”。2戦目は1-1・・・だったかな、とにかくレコードは分けだったのだけど、王者決定戦でどちらかに優勢をつける特別ルールなので前田の勝ちになったのです(それを計算に入れて試合運びをしたんだよ、といわれりゃそれまでだけど)
バンタム級は各団体ごちゃまぜにランキングを作りたいね。
実は最新号のFight&Lifeに、そういう特集がある。
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日本MMA界をけん引するのは――
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もちろん、人材紹介を一覧で作るのはMr.T、マナブ・タカシマだ。
そっちは例によってマニアックなつくり。
ただ、もっと面白かったのは修斗出身者3人・・・一人は海外志向の田中
(この記事参照 http://mmaplanet.jp/archives/1735241.html)
を特集した記事。
Dropkickも-30でやってたけど、年齢で分けてこの3人が「-23」!の若さに着目したのだ。
で、各選手のジム指導者、コーチらに
「この3人で序列をつけると、自分のジムの選手は?」「現在、日本で最強のバンタム選手は?」と質問した項目があった。なるほど、面白い質問の仕方をするものだ。
その回答も面白かったですね。
最強に「上田将勝」をあげる人もあり、朴光哲が「3人手比較したら堀口恭司がダントツのダントツでしょう。違うと思ってるんなら、現実をみろ」とか言ってたり(まだ戴冠前だったけど)。
ほんのちょっとだけ、特集は見られるかな
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修斗の階級名
いまさらいうでもない話だし、元号と西暦なみにちょっと脳内で換算、言い換えすりゃいい話ではあるんだけど…でも、今回のFight&Lifeで、修斗の有数の理解者である高島学氏ですら、ふつーに「修斗フェザー級」の選手を「バンタム級」の選手として語る、扱う。
別にネバダコミッションが絶対の基準じゃないが、一番通用しやすい数字であることは事実だし、海外選手も呼びやすい。パンクラスは2008年、ネバダに階級のリミットを合わせたね。修斗は少しずれてる。
しかしそれでも、某ネットTVのチャットで、某修斗のえらい関係者に聞いたら、ちょっとこの話題はアレがあれで、とうぶん実現しそうもないなー、って気がした。まあ、すこしのズレがあるものの、丸々一階級違うのだからちょっと換算すればいいことかもしれないけど。「伝統はこっちのほうが長い」と言われたらそれももっとも。
http://www.x-shooto.jp/ranking/
そういえばこの「少しのズレ」は海外から名のある選手を呼んで戦わせるとき、こちらはそれに慣れて身体も作っていて万全なのに対して、あっちはこっちの基準に合わせて減量をしなおすからそのぶんだけでも有利になる…という説がある。
「武士道での五味隆典の強さはそれだ」というひとも、当時は結構いたなー。