私事はここでは書かないんだけど、猛烈に忙しい。
疲労はかなりのもの。じゃあブログなんて休めばいいわけだけど、これはこれで気分転換てことでね。
そんで、見ちゃ眠り、見ちゃ眠りの細切れだけど、図書館で借りた1989年の映画「利休」を見てみた。当時は、井上靖原作の「本覚坊遺文」との競作があったことも話題になっていたっけ。
けっこう「へうげもの」に繋がる各種の思想、エピソードがふんだんに盛り込まれて面白いよ。と同時に、この利休の切腹にいたる話は、緊張感というかやはりシリアスになりがちなもので、ここにかなりの破壊力があるコメディアンを入れて、笑いの中で物語を進める・・・というのは、やはりへうげものの新機軸だ。