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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

タイガー&ドラゴン最終回、録画を見ました。

やはり、上手いと思ったのは名跡の扱い。
「名前を小虎に譲りたい」(けど、小虎は刑務所に入ってしまった。また本来なら、親の名前をついでしかるべき竜二の立場は?・・・・)という話を、どうケリつけるのかと思っていたのだが、どん兵衛はその”破門”した弟子の名を次いで「二代目小虎」となっていた、というきり返しというのは、実に上手く出来ていて感動できる話だと思う。
その後の再開−復帰はもっといろいろ仕掛けることも出来ただろうけど、やはり今回のようにシンプルな形でよかったかもしれない。

ところで、小生の芸能界への無知ぶりも堂に入ったものがあって、今検索して

山崎虎児(林屋亭小虎) … 長瀬智也
谷中竜二(林屋亭小竜) … 岡田准一

と分かったが、どーいう人かは。
だって新聞や雑誌の特集、ほとんどクドカン脚本や西田敏行笑福亭鶴瓶らが焦点だったぞ。

でね、俺、「ヤクザの癖が抜けず、落語家としての技術はあまりない。でも、変なずれ方がフラ(笑いを呼ぶ雰囲気)になるという才能がある」というのを表現するために俳優(長瀬さん)は高座をああいうふうに演じていると思ってたんです。
それで、刑務所で落語漬けの日々を送り、見違えるように腕を上げて復帰−−となりゃあ、綺麗に締まるなあ!と思って見ていたが・・・・・・(・。・;)

ひょっとして、あまり落語に関しては達者じゃないかも、彼。
まあ、昔から見ていたはずもないだろうし、そういう雰囲気の俳優を起用したがゆえの斬新さだったかもしれんし。

ところで、上のいろんな雑誌を読んでいたら「大ヒット」と書かれているものと「視聴率的には苦戦」と書かれているものがあった。
俺が好む数少ないドラマは、だいたい後者が普通だが(笑)、真相はどうであろうか。