福音派の影響力に諸説
朝日新聞11/9朝刊によると、メディアの間でも「倫理的価値観が勝因」という見方が定着しかけているが、NYタイムズコラムニストのデビット・ブルックス氏が6日付のコラムで「民間の世論調査会社ピューリサーチの研究者が(宗教右派の中核をなす)福音派の信者の投票に目立った急増はなかった」と紹介しているという。
今回は、世論調査の正確さと、結果の分析力についても各論者の腕の見せ所だ。
例えば黒幕カール・ローブは、この議論の元となっている主要メディアの世論調査は「倫理的価値観」という大きなくくりに対し他が「イラク」と「テロ」(「安全保障」とくくれる?)、「税金」と「経済雇用」(「経済」とくくれる?)と細分化されているから倫理が大きく見える、と言っているそうだ。
彼こそ宗教右派動員作戦の指導者だが、当選したら宗教団体「フォーカス・オン・ザ・ファミリー」などが影響力を誇示している以上、こんどは団体からの束縛を減らそうとけん制しているようだ。
カナダへ逃げるって、アンクルトムかよ
ブッシュ再選でカナダの移住情報が人気 「仮想逃避」か
http://www.asahi.com/special/usaelection/TKY200411060231.html
コートジボアール、フランス
http://www.asahi.com/international/update/1109/007.html
司馬 手紙