その1
思い出したけど、中島らも氏の最初の肩書は「コピーライター」であった。
その後、TVに出演した氏に、他の出演者が問う。
「糸井さんの『おいしい生活』とかみたいな、らもさんの代表コピーは何なんですか。」
らも氏は、自分が作った鉄筋住宅のPRコピーを紹介。
家 は 焼 け て も
柱 は 残 る 。
その2
勝谷誠彦日記によると
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
らもさんは二度直木賞の候補となって逃した。
あの生き方の表面だけを知っている人には意外かもしれないが
彼はそのことをとても悔やんでいたと聞いている。
みな、賞というものは欲しいものであるのだろうが、中島氏にして直木賞がもらえないと、とても悔しいものなんだのう。横山秀夫の騒ぎや筒井康隆「大いなる助走」もあながちギャグではないか。
ただし、上の引用に続く
会ったこともないにもかかわらず私はそのらもさんの気持が
もっともわかるのは自分だといつからか思うようになっていた。
というのはさすがにどうか(笑)。直木賞候補になってとり逃した人の気持ちは、俺こそ分かるよお!という人はSF作家を中心に1ダースは(笑)。