かっちゃんの話が出たので、ついでのお話を。今日、朝の情報番組「やじうまワイド」を見ていたら大谷昭宏、勝谷誠彦のふたりがコメンテーターとして登場していた。
彼らはこの番組ではよくセットで出ているが、ちょっとでも両者の文章や本を読んだことがある人なら、ごく一部を除き大部分の政治・時事への見解が正反対といっていいほど違うことはわかるだろう。
じゃあＴＶはＣＮＮクロスファイアのような、正反対の論者の真っ向ディベートを期待して呼んでいるのかと思えば・・・いっつも両方ともに、なあなあまあまあでにこやかに対話。
君たち、オトナだよな（笑）。
たとえば本日7/28の番組内で安部晋三への評価を聞かれた大谷氏は
自民党の安倍晋三幹事長は８日の大阪市内での街頭演説で、北朝鮮への制裁を念頭に置いた特定船舶入港禁止法の成立に関連し「北朝鮮は法律をつくらせないよう大変なお金を使った。工作も行った。新聞社、テレビ局にも、学者、評論家、コメンテーターにも（工作を）行った」と述べた。ただその根拠には言及しなかった。
一方、細田博之官房長官は同日午後の記者会見で政府の見解を聞かれ、「そのような（新聞社などへの工作があったとの）認識をわれわれは持っていない」と述べた。 (07/08 18:37)
という発言に対し、こんなことをいうのは資質が足りないと批判した。
工作の有無については、かつてＲＥＮＫ代表の李英和氏が直接総連幹部から（脅し目的で）聞いたという話が「北朝鮮収容所半島」に載っているが、今回の特定船舶に関してあったか無かったかは俺が知る由もない。
ただし、
日本国が同胞を取り戻すために経済制裁その他の圧力をかけることが＜嫌がらせ＞か。＜でも＞特定船舶入港禁止法を作ることに朝日新聞は真正面から反対と思っていいんだな。平壌で金豚の覚えめでたい童話でも書いてやがれこの築地キムチ。搦手からかかる＜嫌がらせ＞をしておいて今朝の朝刊社会面では正面から家族会批判を煽動する便所紙。
と書いた勝谷氏が、安部発言に対し大谷氏と一致しているかどうか。
大谷氏と一致しているなら意外な結果でそれはそれで面白いが、異論を持っているなら一言あるべきではなかったかね。そのときの勝谷氏は、ビデオを見るとこびたような笑顔を見せていたのでありました。
