夏目ブログより
http://www.ringolab.com/note/natsume/
26日（土）、ＢＳマンガ夜話の和歌山で藤子不二雄（Ａ）『まんが道』の回を収録した。
本番、けっこう盛り上がった。まぁ、このネタで、このメンバーで盛り上がらないはずがない、ともいえるが。この回はゲストなしなので、話も集中したと思う。
長谷邦夫「漫画に愛を叫んだ男たち」をもっていき、トキワ荘伝説の白トキワと黒トキワという視点を加えたのも僕としてはよかった。いしかわじゅんも読んでいて、うまく話がからんだと思う。
今回は生じゃなくて地方収録か。いつ放送されたんだろう、いやもう放送かな？
どっちにしろ、スカパーはあるのにＢＳを見る環境はないんだよ＿|￣|○。
だから見られないので想像。
「トキワ荘伝説の白トキワと黒トキワという視点を加えた」というのは、たぶんこういうことだろうね。「まんが道」をはじめ手塚自伝、藤子自伝、石森自伝、赤塚自伝・・・などは全て「夢に向かってみんな励ましあい、助け合いました。」ということになっているけど、お互い同業のライバルである以上、だれかが売れたり人気が出たりすれば嫉妬や焦りというものもあるはずで、また逆に売れない人には憐憫、優越感、その裏側の後ろめたさ・・・
などもあるはず。そのへんを、他の文献から探るというものですかな。
続編「愛、知り染めしころに・・・」は、大人向けバージョンのまんが道と銘打ちながら、女の話が出てくるぐらいだもんな（笑）。
そういえば
まんが道（藤子マンガ）の研究サイトで、作品中では「傍若無人だけど愛されている」となっている森安なおやを、実はみんなリアルで嫌っていたのではないか？という設定で分析するページがあったような。
どこかは忘れたが
