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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

”PRIDE後継団体”足り得るのかワールドビクトリーロード。問題はその一点だ

http://gbring.com/sokuho/news/news.htm
http://gbring.com/sokuho/news/2007_10/1015_wvr_02.htm

まず、本題の前にこの記者会見に対する各ネットメディア報道について述べたいのだが、今回はスポナビライブドアニュースと比べても「GBR」の圧勝でありました。それは鋭い視点とか秘密を暴くスクープとかじゃなくて、GBRは「会見の全文を活字化してUPした」という、その一点にある。いや、それ自体を「スクープ」とみなしてもいいと思う。
スポナビとGBRは、普段の報道を見ると前者のほうがマンパワー的に上回っていると思うのだが、GBRは価値判断がうまかったようだ。
ただ、全格闘技サイトに要望したいのだが、記者会見の全部を知りたい読みたいというのはWVRだけじゃなく、たとえば同じ日に新階級移行をひっそり発表したパンクラスとかも同様だす。
んだが、言葉を最初から最後まで文字起こしするのがしんどいことは百も承知。

なので、ぜひ「記者会見の動画UP」をご検討していただきたい。
普通にちっちゃなデジタルビデオカメラを持っていって三脚に取り付けて映しっぱなしにし、それをUPしてくれればいいのだ。K-1はひところ、そうやっていたね。
記者会見は有名人、有名選手も出るわけだから、その人の動いて話すところがみたい、というファンニーズもあるはず。


んで、WVRの今後ですが・・・・とりあえず、日本総合格闘技協会とコミッションも含め、ずらっと名士金満家の名前を並べてのアピール、一般世間向けというか、とりあえずこんな動きがありますよ、とアピールしたかっただけですね。一般新聞がどれだけ取り上げたのかはわかりませんですが。

http://blog.livedoor.jp/suck_me_disco/archives/51102444.html
の感想も参考にして書こう。


気になるのは、コミッションとやらが元警視総監をトップにすえたこと。「究極の暴力団対策は、”桜田門組”の杯をもらって企業舎弟になり、ケツモチをしてもらうことだ」とよく言われますが、まあそれを実践できたならめでたいことだ。
ただ、じゃあここにHERO'Sや修斗パンクラスやケージフォースやスマックガールZSTが入るのかね旦那、という話じゃいな。あ、ドンキホーテがかかわっている以上、貴重なスポンサー様だからパンクラスはお付き合いすることになるか。いっそ全団体でスポンサーになればいいのにな。簡単な天下統一だ。



コミッションというのを運営するのもただじゃできないことだし、経済基盤があるところが支援するのもひとつありだと思うのですので、小さいところはこれに乗っかるのもあり。ようはこれは今後のマッチメークにも言えることだけど、他団体とどういう外交を、今、目に見えないところでやっているかですね。

だから今回出てこない、元PRIDE残党軍の動向だ。

裏ではどうせ関わっているに決まっている(憶測)。ただ彼らは一人一人、流行の用語でいえば「身体検査」が必要。警視庁の面目にも関わるからな。だめならまあ、社員になるんじゃなくて委託会社を作るとかいろいろ抜け道はあるけど。

こういうことを、11月25日の講演会では藁谷浩一さんに聞いてみたいですね。

とってもさりげない宣伝。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100101

速報!テレビ朝日「スーパーモーニング」で亀田問題に対しTBSを名指し批判

内藤大助vs亀田大毅に関連し。番組はかなり力を入れていて、冒頭から1時間まるまる。やくみつるvs亀田史郎の論戦も再放送していました。

問題の発言は8:28から1分間ほど。
ブックマーク多数希望(笑)。転載推奨(笑)。

若一光司(作家、番組のレギュラーコメンテーター)
「私も本当に正直個人的に、あのTBSですね、あの、まあ中継のあり方、これが本当にボクシングのフェアな中継なんか、ということにものすごく大きな疑問を持ちましたしね、そこに至るプロセスでですですね、こういった亀田サイドのまあやりたい放題、暴力的な振る舞いを許してきたと、許してきただけじゃなくて むしろ煽ってきたと言うね、側面もあると思うんですが。
あの、メディア全体に責任があるんじゃなくて、メディアの中でもですね、やく(やくみつる)さん、はじめたくさんの人がそういったことに対し批判を加えたわけですね。それに対しTBSが真摯に反応してこなかったですよね。そのへん二宮さんどうですか」


二宮清純
「やっぱり視聴率が取れれば何をやってもいい。なにかその数値信仰と言いますかね、なにか世の中数字が全てなんだ的なですね、いうもの。もっとホントはそれより大切なものがあるんじゃないか。やっぱりそれを(TBSは)真摯に反省してもらいたいと思いますね」

【追記】上杉隆ブログによると、同氏もこのネタでTBSを追及するとのこと

http://www.uesugitakashi.com/archives/51134581.html

「アイデアは著作権にならない」という話の補足資料

万来堂日記2nd
[著作権]いやいや、アイデア著作権では保護されませんって!


http://d.hatena.ne.jp/banraidou/20071015/1192425843
岡田斗司夫関連の話も含め、人気のエントリのところで発見して読んできました。
結論はまったくその通りなのですけど、そこに一応言わずもがなですが(書いた方もとっくにご存知で、結論部分だけ書いているのでしょう)補足資料の紹介を。

http://www.translan.com/jucc/precedent-2004-12-24.html
NHK大河ドラマ「武蔵」が、黒澤明の名作「七人の侍」のアイデア・・・具体的にいうとこのドラマの最初の山場で

「武蔵と又八は、敗残兵として逃避行を続けるうちにお甲(同・かたせ梨乃)と朱実(同・内山理名)という母娘と出会う。お甲らは、その家を繰り返し襲う辻風典馬一党に脅えており、これを撃退するために、浪人を雇うことにし、浪人の技量をはかる試みなどを経て、武蔵及び又八のほかリーダー格の内山半兵衛(同・西田敏行)はじめ数名の浪人を雇う。辻風一党の襲撃が始まり、浪人たちとの戦闘が行われる」


というストーリーが挿入され、それが読んで分かるとおり(笑)「七人の侍」のパクリじゃんってことで裁判になった。
何しろクライマックスの戦闘は豪雨の中で、刀は地面に突き刺して、何人か切ると好感して使ったりといずれも映画の名シーンだからね。当時は週刊文春も記事で叩いたはず。

しかし、原告側の敗訴に終わりました。

・・・・原告脚本と被告脚本とを対比すると、前記のとおりいくつかの場面において一定の共通点が認められるが、共通する部分はアイデアの段階にとどまるものであり、登場人物の人物設定についても類似するものとは認められない。また、原告脚本と被告脚本との間には、ストーリー全体の展開やテーマにおいて相違があり、結局、原告脚本の表現上の本質的な特徴を被告脚本から感得することはできないから、被告脚本による原告脚本についての著作権(翻案権)及び亡黒澤の著作者人格権(氏名表示権及び同一性保持権)の侵害は認められない。

自分の過去エントリを見ると
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050630#p6
2005年6月30日の朝日新聞(夕刊?)に記事が掲載されていたようです。


面倒で文章は堅いですけど、興味のある人は読んでみてください。
なお「アイデア著作権で保護せず」という判断自体は、その前、2001年の別の最高裁判例で確立していたそうです。

今日から小田原城のウメ子さん還暦祝賀祭。20日に誕生ケーキも

http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_odaw/2007_4/10_13/odaw_top2.html

小田原城址公園の人気者、インドゾウの「ウメ子」が今年で還暦を迎える。これを記念して市観光課では、16日(火)から25日(木)まで『ウメ子還暦お祝いイベント』を開催する。時間は午前9時〜午後5時(入場は午後4時半)まで場所は小田原城常盤木門

 イベントでは、ウメ子が小田原に来た当初から現在までの思い出の写真や、市民から募集していたお祝いメッセージの展示、ウメ子の足の大きさや鼻の長さを体験するコーナーなどが設置される予定。また20日(土)の午後2時からは、バースデーケーキの贈呈などが行われる。入場無料。
 問合せは市観光課、電話0465(33)1523まで。

ウメ子さんについては
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070428#p4
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070924#p3

についての過去の記事をご参照ください。


【追記】翌日はこんな催しも
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/event/OCT/ichiyajou.html