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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

忘れた頃に指摘。「DSE,結局週刊現代への民事訴訟してないじゃん」

榊原信行社長がとりあえずの発表期限としていたはずの11.10を超えても、地上波を発表するという動きは無い。
発想を転換して「今年の男祭りは大晦日以外の放送なんだ!」とか考えるのもありだろうが(笑)、まあ厳しくなっているのかもしれないね。


ところで。
今日、あんまり格闘技ネタが無いとの理由だけで蒸し返すのだが(笑)、

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060608#p4
■[時事][犯罪][格闘技][PRIDE]やや一般論として。刑事告訴民事訴訟

民事訴訟の場合は、取り下げようと思えばいつでも取り下げられる。

しかし刑事の場合は、いったん検察が起訴したら、告訴した人があとで心変わりしても関係ない。
その代わり、検察や警察が「やっぱこりゃ無理ですわ」となったら刑事訴訟は無い。

民事はまあ、とりあえず後半が始まる確率は高い、というかよっぽどいい加減じゃないかぎり始まる。

で、ここで訴える側・・・たとえば仮にヨシモリローが「真相の噂」を訴えたいとしよう。

じゃあここで、
(ア)ヨシモリローがほんとに事実無根の報道に怒った場合、そして
(イ)ホントは根も葉もあるんだけど、マスコミ向けのポーズとして怒ったふり、追及するふり
をした場合、どっちのほうがいいのか。



・・・・「本気じゃないから刑事訴訟はしなかったんだろ」と言われないように「刑事告訴を証拠不十分でもとりあえずしといてお茶を濁し、あとは証拠も出さず捜査にも協力せず、不受理になるのを待つ(それでカッコがつく)」というカタチは、ありえるのだろうかどうだろうか。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060703#p1
■[格闘技][PRIDE][CS][犯罪][読書]「DSEは7月中に、週刊現代への民事訴訟を行う/行わない」さあどっちに賭ける?
俺は「訴えない(民事訴訟を行わない)」にはてなポイント100Pを賭けます



とか書いてたわけだが、やはり予想通りというか何というか、結局このまま民事訴訟はやらないんだと思います。
まあ、はいずりーまわーりーどうにかここまで来たさ(AO corner調)
なんだから、わざわざ余計なことはしないでしょう。

それに当の週刊現代も美濃輪の「モンスターズ・クエスト」ならぬ「アウトローズ・クエスト」をやっていて(おいおい)、今「JR東日本労組」という、DSEの10倍は危険、危険度ではブルーノ・サンマルチノディック・ザ・ブルーザーぐらいの差がある大物を相手にしている。
「そこまでいうならッ、やれ、やれっ!!」
「ただし、家族のために生命保険に加入してからな」
(以上、プロレススーパースター列伝比喩でした)。


おとなしくしてたら、こっちもあまり動きは無いでしょう。

谷川貞治氏いわく「カート・アングルが『1試合だけMMAをしてみたい』と言っている」

週刊ゴングのインタビューにて。
まあ実現可能性はともかくありそうな気はしますよね。オリンピックレスラーでもあるし、MMAのファンだとも言われているし、「一試合だけやってみたい」というのはなんともリアリティがある。
逆に、日本のプロレスラーで「1試合だけMMAをしたい」という人はどの程度いるだろうか?

出ている本、これから出る本

http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2006/11/post_8f83.html

2006年11月01日
拙著『マンガの深読み、大人読み』が

文庫になりました。

光文社・知恵の森文庫 781円+税
です。よろしく!

http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2006/11/post_cd43.html

竹熊・獏両氏と座談

夕方から文春にゆき「オール読物」の座談会。
夢枕獏竹熊健太郎両氏と、オール読物読者にすすめる歴史・時代マンガ20選を選ぶ。
いきなり、竹熊氏の平田弘史ディープトーク炸裂。主旨からどんどんそれてゆく。でも面白い。こっちは慣れてるので、要所で強引に大声で参戦し、座談の流れに引き戻すべく努力するが、獏さんは「このまま竹熊講談を聞いてたい」と早くも白旗上げ始める。そのまま怒涛の竹熊節との戦い2時間。いや、でも面白い座談になったかもしんない(笑)。

http://d.hatena.ne.jp/elieli/20061105

3.『朝日vs.産経(仮)』黒田勝弘・市川速水
へぇー

4.『反戦軍事学林信吾


朝日選書
1.『和解と反発のナショナリズム若宮啓文


朝日新聞本社の新刊紹介サイトは、今はやりの文章にも画像ファイルを多用してコピペを防ぐけちシステム。

なのでちょっと書くが、市川速水氏は「韓国語がしゃべれる特派員」です。このへんやはり韓国の地位と重要性の上昇はみてとれる。黒田勝弘はいわずとしれた大御所だ。
朝日vs産経と銘打っているが、こういう場合で先の特派員同士ががちがちに対立しているかといえばそんなことのほうが稀なのだ。だからあまり激突対談風ではないと思います。


ただ、ひとつ言いたいのは、今、論座も含めて「保守論壇を論ず」が朝日の中で増えている。
これは彼らの懐の深さ・・・・といえばうまく落ち着くのだが、実のところ論壇部分では、「王座」が移動して、朝日が「タイトル挑戦」をアピールしなければいけなくなったという逆転状態があるからなんだろう、と。
むかし、朝日は確実に「論争?格が違うよ」という形で”超然戦略”をとっていたが、それは維持できなくなった。



もちろん、まだまだ逆の立場からの本もある。



http://nishimura-voice.seesaa.net/article/27197203.html

2006年11月10日
『「反日マスコミ」の真実』について
明日、私が編集を担当したムック、『「反日マスコミ」の真実』(オークラ出版)が発売される。目次は以下の通り。是非、書店で手に取って頂きたい。濃厚な内容は読み応え十分だと思う。感想、ご批判などお寄せ下さい。

執筆者にビッグネームではなく、若手を意図的に登用した感もあり。

周防正行最新作「それでもボクはやってない」

http://www.soreboku.jp/

産経新聞でインタビューが2か月前に掲載された時に紹介したかったのだが、忘れてしまっていた。
ハリウッドでリメイクもされ、賞も総なめにしたShall We ダンス?以来、メガホンを握っていないというのは驚きだが、逆に言うとあの作品一本で食えていたのかな。

その日、フリーターの金子徹平(加瀬亮)は朝の通勤ラッシュで混雑する電車に乗った。それは先輩に紹介してもらった会社の面接に向かうためだった。乗換えの駅(岸川駅)で降りるとホームで女子中学生から声をかけられた。
「いま痴漢したでしょ」
「えっ?痴漢?」
ホームの駅員も騒ぎに気づいてやってきた。話せばわかってもらえる、そう思って、駅員に促されるまま駅事務室へと向かった。しかし駅事務室ではなにも聞かれないままに警察官に引き渡されてしまう。会社の面接があるんです、そう警察官に言った。「話は署で聞くから、すぐ終わるから」言われるままにパトカーに乗り込んだ・・・。しかし、それは長く困難な運命の始まりだった。

痴漢冤罪がテーマだそうで、法廷のあれこれも弁護士がリアルだ、と言っていたらしいのだが、「法廷推理ドラマ」的色彩と、「周辺の人間ドラマ」的なテイストとどっちが大きいのだろうか。個人的には前者のほうが好きなのだが、それでは広がりが無いか。