INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

kamipro(旧「紙のプロレス」)読みどころはココ!

昨日付から、移動しました。

http://blog.livedoor.jp/nhbnews/

【メディアの話題】 kamipro 最新号の宣伝です !! < kamipro 編集部
kamipro NO.96』は880円(税込)で2月22日(水)発売!! (地域により発売日が異なります)
一部書店&プロレス・格闘技ショップでは20日より発売してます!!

【内容】
表紙は……“闘魂の鎖”を引きちぎった日本のキングコング藤田和之!!
☆巻頭カラーは野獣覚醒、藤田和之10ページロングインタビュー! 果たして野獣の選択はPRIDEかK-1か!? 聞き手は“GK”金澤克彦だ!!
藤田和之の盟友はこの男、パーソナルトレーナー和田良覚インタビュー「藤田君を世界最強の男にします!」
☆中カラーは、KO負けした直後、素晴らしいタイミングでカラー20ページ全部・所英男、徹底大特集!!
所英男の風呂なしアパートに潜入、所さんが語るプロ全試合、スタジオ特写他
☆ROAD TO 無差別級GP!! PRIDE.31直前特集!
☆なぜ、いまノゲイラ戦なのか? 田村潔司インタビュー!
ノゲイラが本誌だけに激白!「これは調整試合なのか?」
☆北欧格闘技の歴史とともに、ユノラフ・エイネモの実像に迫る!
☆誰もが知りたいPRIDE無差別級GP出場選手大予想!!
☆2大メジャー噂の真相、匿名座談会! PRIDE・K-1UFCの関係はどうなるのか? PRIDE武士道のビッグプロジェクトとは何か? 立ち技中量級の驚ガクの噂とは? 先取り&先走り情報満載!!
☆『MMA WEEKLY』編集長、スコット・ピーターソン、インタビュー連載スタート!!
☆『Dynamite!!』の裏MVP、中尾芳広がついにロングインタビューで登場! あのキス事件の真相を赤裸々に語る!!
「ヒーリングの唇? カサカサでした」
K-1 MAXで大ブレイク! ……し損なった男、飯伏幸太インタビュー!
☆“男の憧れ”マサ斎藤が登場! AWA旧友再会対談、マサ斎藤×ニック・ボックウィンクル!!
☆2・10ハッスルオーディション濃密徹底詳報!
☆女子プロ界のリビング・レジェンド、“セクシーパンサー”ミミ萩原改め「聖矢」インタビュー!
☆HG大ブレイクのいまこそ再評価! 学生プロレス9ページ大特集!!
新日本プロレス大激震特集! 中村祥之、金澤克彦、長尾浩志が語りまくる!!
☆I編集長の喫茶店トーク・ラウド 今月は「“殺し”とは何か?」を語ります!

他、今月もとにかく盛りだくさんでお届けします!

注目部分は太字にしました。

1

MMA WEEKLYと提携を結んだという情報にムムム。
前、「ガチ!magazine」の時も思っていたんだけど、海外インターネット・サイトの人々というのは日本には無い独自の情報源もある(というか多くは選手と個人的にダチ)半面、大きさ的には日本の雑誌メディアのどれほどの経済規模もないし、知名度や社会的地位も小さい。日本の雑誌は海外のネットメディアと、もっと連携を強めたほうがいいし、彼らを「個人」としてピックアップしたほうがいいと考えていました。
実際、ゴン格などはそれを専門誌的なスタンスから進めていたが、kamiproまでそうなるとは正直予想外でした。
俺も、kamiproの名を日々、海外に広めています。今回も宣伝した。
いつも書名の前に”PRIDE semiofficial magazine”と付けて誤解(正しく理解?)させているけど(笑)。

2

藤田和之パーソナルトレーナーになったということは、和田氏は猪木事務所を一緒にやめたのかな?(つうか猪木事務所どうなったのよ)。「S」さんが一緒に辞めて、藤田の代理人になったとも聞く。
実はトレーナーとしての手腕のほうがレフェリー、ルールディレクターとしてより高く、日本でも有数らしいね。あと、スパーリングパートナーとしてもよろしい。
今回のインタビューで
「いや〜〜、藤田君、ぼくより全然弱くて」とか言ってないだろうな(笑)。

3

「立ち技中量級の驚ガクの噂とは?」
そりゃもちろん、それ自体が成長するとかではなく、相手の妨害になればいいと。
この前、漫画版「餓狼伝」を見て思いつき、一部で披露した「新・社長シリーズ」。

参考 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060114#p1

榊○「興行師はヤXXに勝てねェ 仕切りも煽りも習ってねェXXザにだ」

山○「・・・・オス」

榊○「ならば どーする」

        「なっちまえばいいんだよ ヤXXに」

この会話はフィクションであり、てめえらマスコミにしゃべるんじゃねぇ

4

マサ斎藤、なんかどっかの噂で「病気で日常会話にも不自由だ」とか聞いていたのだが、元気みたいで何よりだ。

5

中尾芳広は、あの後の流れを自分で分かっていて、それを打ち消すんじゃなくて、そこに乗ってやろうとする感覚は見事である。
しかし、それでどこへ行くつもりなんだ(爆笑)。QUO VADIS

三谷幸喜と太田光、その屈折した感情

http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20060216#p2
毎週のように、朝日新聞の三谷コラムを紹介する「今週の三谷幸喜」というコーナーをこのブログは持っていて、読んだあとは当然、この「テレビのスキマ」のエントリを思い出して紹介しようと思っていたのだが、切抜きを無くすというよくあるパターンで紹介失敗した。

http://d.hatena.ne.jp/comy/20060215#p1
で私のかわりに(じゃないよ!)、内容は詳しく紹介されている。


「俺はお前がうらやましかった」「私こそ・・・」というカミングアウトといえば、ガラスの仮面でもそうなったような記憶がある。
それより、谷口ジロー作画による、夢枕獏の原作に忠実な「餓狼伝」(全1巻)では、丹波文七が最初の道場破りで破れた梶原にリベンジを挑み、決闘場所の山下公園に向かうとき「(最初の戦いで)俺はお前が怖かった」と告白を受け「もう、それで十分ではないか・・・」と迷うシーンが描かれている。

あの、原作忠実版の餓狼伝はもう流通していないのだろうか?

みのもんたの朝ズバッ!

本日はやじうまワイドがお休みなんで、こっちを見た。
堀江メール問題で世耕弘成平沢勝栄安住淳が議論していたが、まあこのメール問題は、もうマイナーな話題であんまり興味なくなった。いろいろ双方から、面白い話も出ていたし、世耕機関を操る平成のゲッベルス(笑)、世耕のディベート力も楽しかった。

しかしそれ以上に、今回本格的に見てあきれたのは、特に犯罪報道に関するみのもんたの低級、低俗なる煽り方。この人は「低俗」が売りで、低俗じゃなければみのじゃない、みのの存在価値はそれにしかない、というレゾンデートルは分かるが、限度ってものがあるわい。


こいつはココアが健康にいいとか、なんであんた、そんな旦那と別れないのとかそういうレベルの話をしてくれれば無害(健康は無害でもないか)なんであって、そこから出てくるな。

民主党・前原代表の次は?

なんか「もしメールが事実で無かったら、責任は私にある」と言っちゃったそうじゃないか。
高坂正堯の弟子は、実力を振るう前に失脚するかも。
とすると、鳩山由紀夫は今回の問題に少し責任があるから、出番は無いだろな。
菅直人か、岡田克也か。どっちの再登板になるか、だろうか。

それとも何とか踏みとどまるか。でも前原誠司の求心力は、このままでは一挙に減るぞ。

茨木のり子さん逝去(毎日新聞「余禄」より)

http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/yoroku/

詩人、茨木のり子さん
 「ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて/気難かしくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか」−−茨木のり子さんの詩「自分の感受性くらい」だ


▲いら立つのを近親のせいにするな、初心が消えるのを暮らしのせいにするな。そう畳みかけて詩はこう結んでいる。「駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄/自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」


▲詩神ミューズは時に鬼の姿もとるらしい。茨木さんが初めて詩を投稿する際、ペンネームを考えているとラジオから長唄「茨木」が聞こえた。茨木童子という鬼が切り取られた片腕を渡辺綱から奪い返す話だ。「あ、これ」と、すぐにその名を頂戴(ちょうだい)した


▲「『自分の物は自分の物である』という(鬼の)我執が、ひどく新鮮に、パッときたのは、滅私奉公しか知らなかった青春時代の反動かもしれない」。戦中戦後の混乱で失われた青春をいとおしむ初期の代表作「わたしが一番きれいだったとき」が生まれたのはその7年後だった


吉本隆明さんは茨木さんを「言葉で書いているのではなく、人格で書いている」と評していた。ピンと伸びた背筋とか、人にこびぬ気品とかは、本来は人そのもののたたずまいのことだ。だが茨木さんの詩からは、常にそのような人とじかに向き合うような香気が立ちのぼっていた


▲できあいの思想や権威によりかかりたくない−−「ながく生きて心底学んだのはそれぐらい」。そう記す「倚(よ)りかからず」を表題にした詩集が異例のベストセラーになったのは7年前のことだ。いつも人々が見失った言葉を奪い返してきた女性詩人の自恃(じじ)の79年間だった。


毎日新聞 2006年2月21日 0時04分