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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

DEEP超満員。成功のビジネスモデル完成?

DEEPは、並んで立ち見席を買えば見ることができたのだが、MARS疲れで(笑)、回避した。
ライバルDSE系の興行を妨害したという点では、価値があったと(笑)。
まあ小生一人が行かなかったからって何の問題も無く、2300人超満員。
結果は以下の通りであります。
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20060205

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200602/05/index.html
興行全体でどんな「作品」となったかは、一部しか見られないだろうがサムライTVで確認しよう。興味ある試合はほとんど短時間決着だから、放送されるだろう。


さて今回の超満員は、今成正和三崎和雄小路晃長南亮桜井隆多中村大介村田龍一・・・と実に7人もの武士道参戦者が登場、そのうち2組が直接対決の「サバイバルマッチ」を戦ったことにつきるだろう。

実際のとこ、メインもセミも、もし武士道で組まれていたら、まあ休憩前に組まれるのがせいぜいだしょ。しかし、それがDEEPの後楽園に持っていけば、押すな押すなの超満員となる。
そして、これは単なる単発の打ち上げ花火ではなく、構造的なものとなるということだ。


だって、PRIDE武士道を最大12試合としようか。そうすると結局、MAX24人しか座る場所がないってことなわけで。そうなると、日本人vs外国人のコンセプトも考えると、必然的に、「武士道で戦いたいのに、戦えない」選手って出てくる。

それを取り込んで、どんどん相互のサバイバルマッチをやらせればPRIDE武士道的にもDEEP的にもこれほどいいことはないわけで、そして実際、DEEPしかそれをやる場は無い。


だからこの後楽園超満員は、かなりの必然で、好調は当分続くと思う。もし株式公開していたら、DEEPの株を買いに走るところだ。


ZSTも、所英男と今回のK-1MAXでさらに商品価値を上げたレミーガの二枚看板で、ZEPPからさらに大きいディファを超満員にできるようになった。ただ、二枚じゃ足りないし、日程的な関係もあるからもっとほしいところだけど(昔は、他にも看板があったような記憶があるが忘れた)。

MARSも、どんどん日本人対決やってけばいいんだよね。はぐれパンクラス軍団vs慧舟會だけでもかなり引っ張れると思う。

DEEPの試合結果、スポナビ見ての感想

小路晃は残念。これでどこからも試合が組まれない・・・・ということはないだろうけど、とうぶんこつこつと実績を上げてくしかないだろうねえ。パンクラスや、政治のことを抜くとDOG、MARSは無理だろうか?

いやいや、修斗の「実績ある選手への特別ライセンス供与」だって、十分資格を満たしていると思うぞ。ここから巻き返せ。


中村大介は、不調の後、ここぞという場所で実績を出すことが多い。
藤沼弘秀は好調の後、ここぞという場所で負けることが多い。
これも興味をひく試合だったけど、中村の良さが出たみたいだね。


メインは、いい感じでTo be continuedとなったようですな。

K-1MAX

一日おいてのビデオチェックとなりました。
佐藤嘉洋は見ればみるほど前期シュルトのイメージがダブって、個人的にはたいへん好印象。視聴率的にどうなるかなんてしらん。「判定試合のほうが視聴率は稼げる」つう話もあるしな。
そしてレミギウス・モリカビチュチスもまあとんでもないよな。相手はキャラクターで愛されているタイプの選手とはいえ、まあ8秒ってのは並大抵ではない。ワールドMAXではどんなカードが組まれるのだろう?
たとえば佐藤とレミーガが戦ってどうなるか、といえば個人的には展開分からない。


上山龍紀は、試合より今週のヤングサンデーに企画ページでわざわざ特集されてたのにおどろいた。上山が企画ページ??コークスクリューパウンドを開発した青木良氏が格闘技の技術者としてどれほどのものかは知らないが、この出版界での政治力だけで脱帽せざるを得ないではないか。team Kingsに入っていなければ、漫画ゴラクまんがタイムズにだって出られなかったはずだ。


魔裟斗は普通に強かったと思いますけど、解説・実況はちょっと褒めすぎだったのではないでしょうか。イアン・シャファーもなかなかの見当ぶりだったと思うデスよ。

中野翠がホリエモンを再論(サンデー毎日2006 2/12号から色々)

明日、次号が発売される前に。
サンデー毎日中野翠のコラムと高橋春男の漫画しか読むところが無い」とは「WILL」の花田編集長がつとにいうところだが、その中野翠氏が、ホリエモンに対して再び書いている。
以前の彼女の印象深い言葉はhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050309#p4 の通り。

今回(連載第592回)のコラムから引用する。


なぜ私は堀江貴文なる人物に興味がもてなかったのだろう。
たぶん・・・そのポイントは欲望の形だったと思う。「金持ちになりたい」「有名になりたい」「モテたい」「天下をとりたい」・・・といった欲望はあまりにもポピュラーというか、凡庸というか、陳腐と言うか欲望の形自体は世間一般のそれと少しも変わるところがない。エッ!?と意表をつくところがない。ズレやユガミに乏しいのだ。世間ではそれを簡潔に「わかりやすい人」と呼ぶ。


欲望の形自体は世間一般と変わらない。ただし、中には形は同じでありながら、その強度や大きさが並外れている人もいる。つまり、規格以上に強くて大きい、世間と相似形の欲望−−堀江貴文なる人物は、私にはそういう欲望の人に見えた。そしてメジャーな人気を得ることが出来る人というのは、たいていそういう欲望の人なのだ。


(中略、総選挙の話題に触れ)


彼は、たぶん・・・自分がバカにしていた人たちから愛されていることを実感し、驚いたと思う。
彼の中で少しばかり何かが崩れて行ったと思う。選挙運動の中で彼は涙を流していた。あれ以来、どうも彼は涙もろくなったと思う。彼のような人間にとっては、きっと、それは悪いことではなかったんじゃないか?

ところでホリえもん粘る。

よく、「秘書や地方議員からたたき上げの国会議員は実にしぶといが、官僚やインテリ上がりの国会議員は簡単に落ちる」と東京地検特捜部検事たちの見解は一致している。
まあ、佐藤優のような例外もいるが。
しかしホリえもんは、いまだに供述調書を一枚も作れないほど検事の取調べに徹底抗戦しているというではないか。
ある意味、悪のヒーロー、トリックスターとしての矜持もあるのだろうか。


正義、法とは別の・・・仮称しよう、「男道」において、
こういう事件でパクられた際、取調べに素直に応じ、自分の不利有利に関係なく、真実を包み隠さず述べるのが男なのか、国家権力に屈することなく徹底抗戦するのが男なのか?

これは人々によって、受け取り方は違ってくるだろう。

前から予告だけ書いているのだが、この「大衆の愛」をめぐる欲望と葛藤は、最近のナベツネ渡辺恒雄読売社長に関しても読み解く大いなる鍵となると思うんだよ。
いずれ時間があればね。

江川紹子コラム

これも同じ号のサンデー毎日だが、「自分はホリエモンに好意的だった」という事実を認めている。
プロ野球参入を目指した時には、彼の参入を拒む従来の体制の、不透明で旧態依然の権力機構ぶりに義憤を覚えた。(略)そうした不透明な業界に風穴を開け、何らかの刺激をもたらすかもしれない、という気持ちもわいた」。

また佐高信、自分の言葉が自分に返る

佐高信氏は「田原総一朗や竹村建一はライブドアをヨイショした(それは事実)」と最近騒いでいるが、あんたがサンデーモーニングで共演している江川女史や、大谷昭宏氏もだよ。
また佐高氏は、いい加減というか、陣営によって批判基準を使い分けるダブル・トリプルスタンダードぶりをさらしているだけだ。
この号のサンデー毎日連載もまさにそのテーマだったのだが、


庭山慶一郎(住専
三澤千代治(ミサワホーム


の自身の発言について何か総括してみてくださいな。

今週の上村幸治インサイド中国」

も載っているのだが、これは稿をあらためよう。

ムハンマド風刺漫画・・・戯作者のジレンマ

ムハンマドマホメット)漫画を書いた人々は今、潜伏中。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060206k0000m030075000c.html

ユランズ・ポステン紙は25人の漫画家に「あなたにムハンマドはどう映るか」を描くよう依頼、12人が要請に応えた。掲載料は一人800デンマーク・クローネ(約1万5000円)だったという。

 この中の数人がスウェーデン紙のインタビューに答え、一人は「ノーと言えば自己検閲の臆病(おくびょう)者となり、イエスと言えば無責任な反イスラムの扇動家になった」と告白して、難しい判断を迫られたことを明らかにした。