INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

MARSは失敗

エースがエース足り得なかった。今回の失敗から何を学ぶか。
まず、学んでほしいのは開始時間を早くすることだけどな!
有明コロシアムで終わるのが午後10時過ぎというのがすでにして問題だろ。
おまけに欠場でカードが流れなければ、本来あと2試合あったって・・・・・

別に昨日、午後4時開始だろうと午後3時開始だろうとよかったと思うが。


試合は

後半の弘中邦佳、前半の田村彰敏はすごく良かったと思います。
他の試合の多くが、もりあがりに欠けた、あまり再見したいとか思わないようなもんだった。メインなんかは、時計を見る時間のほうが多かったねえ。で、また、リングに目をやっても状況が変わってないし。


まあ、門馬秀貴選手がメインというのはある程度苦肉の策?
大看板・宇野薫もいるのだし、修正されていくでしょう。

矢野卓見

なんか超絶なる神秘の技、体質?で、ノーギの相手なら落とされたり極められたりしない、というイメージもなくは無かったのだけど、んなこともないか。でも1Rのいろんな仕掛けは、見ていて楽しかった。
スタミナ切れからの失速はやっぱりか、でしたが。
2Rの試合だけ選んで出るというのも手では。

タクミvsアライケンジ

技術の修斗(もしくはGRABAKA)vs体力と根性のパンクラスismという構図はよく聞くけど、まあ1Rの寝技でのタクミの圧倒ぶりは、パンクラスの道場体系にやはり足りないものがあるのかな、と思わせる部分はあった。
2Rの逆転劇はアライをもちろん褒めるべきだと思うけど、タクミの崩れ方に周囲で「顎がダメージで脆くなってるのでは?」「ダメージ蓄積で、KOされやすくなったのでは?」という心配の声もあがっていました。

プロレス・格闘技のグッズ販売を考える

神様(notカール・ゴッチ)からバチを当てられようとも、留めおかまし新日経済情報。


週刊プロレス1301号 安田拡了「ヤスカクの私的な事件簿」より。

・・・新日本プロレスは契約更改でもわかるように大改革をしている最中だ。売掛金の未収も多くあって、その回収も始まっている模様。売掛金といえば昨年から問題となっていたのは「闘魂ショップ」だ。


闘魂ショップは昨年、新日本プロレスから分離して独立採算となっている。大きな収入源となるのに当時、なぜ新日本が独立分離されたのかは判然としないが、ともかく「闘魂ショップ」は商品を売った分のロイヤリティなどの支払いを新日本にしなければならなかった。
しかし、それが何らかの事情でとど滞っていた。昨年12月には新日本の親会社となったユークスの監査も入った。新日本から支払い催促もしたが指定期日までに支払われなかった。


そこで新日本は裁判所に強制執行の申し立て。ついに1月27日、都内・水道橋と大阪店の2店に執行官が訪れ、多数商品を差し押さえてしまった。
今後、同ショップは新日本に戻される予定。

これは悪い材料にもみえるが、透明化、一体化の進展という点で明るいものと考えることもできるだろう。


さて、ヤスカクや斎藤文彦のコラムと並んで、今の週プロで猛烈に面白いのが
「ドキュメントNOAH物語 方舟航海日誌」。

NOAH立ち上げに関してのあれやコレを、経営も安定し、業界の盟主を伺おうかといういま、振り返るというもので、それに関連して団体経営のコストや収支、決算、スポンサーとの関係・・・などをかなりぶっちゃけて述べているため、本当に貴重な資料となっている。
今、個人的に興味のある「会場の側から見たプロレス・格闘技」に関しても、NOAHの旗揚げとディファ有明の歴史は切っても切り離せないため、同会場のあれこれを知ることができるのだ。

個人的に、最初にディファ有明に行ったとき(UFC-Jだったなあ・・・)「なにこれ、プロレス専門会場つっててぜんぜん見やすい工夫がないじゃん」と感じたものだったが、その理由(会場と消防法は、果て無き闘争を繰り返すものだ)とかもわかる。

また、当初の構想どおり、三沢光晴とその少数の仲間だけでの離脱だったらどうだったろうか。佐々木健介に先立つプロダクション・レスラーとして成功したかもしれんし、団体の後ろ盾がなかったら不本意なブックを受けて価値が落ちてたかもしれない。そんな歴史のIfもある。


余談に入ってしまった。
とにかく、旗揚げ当初は本当に運転資金のない状態だったらしい。数千万円規模の金策のため、仲田龍アナらは飛び回ったそうだ。
その中で先週か先々週だったか、「予想外だったのは、グッズの収益。こんなにうまみがあるとは思わなかった。この利益のおかげで一息ついた」とアナ。
なぜそんなことが予想外だったかといえば、全日本時代はグッズ収益は全部本体とは別の会社「ジャイアント・サービス」で、この会社はジャイアント馬場夫妻、実質的には馬場元子さんの仕切りだったからだと。
別会社というのはそもそも収益や経費をこうやって切り分けるためのものやけど、そんなにも利益が大きかったとしたら、やっぱり当時、金銭的な待遇は悪かったという全日本の選手にしてみれば不満がたまっていたのだろうなあ、とあらためて思う。

「論座」最新号

http://opendoors.asahi.com/data/detail/7212.shtml


論座 2006年3月号

編集長、「正論」と激突!

特集 検証 保守論壇

激論!靖国・中国・北朝鮮「正論」vs.「論座
大島信三産経新聞社『正論』編集長)× 薬師寺克行(本誌編集長)



愛国者はそんなに偉いのか 僕が本物の右翼から学んだこと 
鈴木邦男一水会顧問)



戦後「保守系・右派系雑誌」の系譜と現在 『心』『自由』から『諸君!』『正論』まで
奥 武則(法政大学社会学部教授)

【緊急寄稿】
堀江貴文という「鏡」が映すフジテレビの危うさ ホリエたたきの「狂騒」と「妄信」のなかで
中川一徳(フリーランスジャーナリスト)


考えが明白に異なる人は民主党から出せない 岡田克也 前代表


宮崎勤よ、おまえは何者だ?「死刑確定」最高裁判決ですべて終わり、か
佐木隆三(作家)× 篠田博之(月刊誌『創』編集長)


第5回大沸次郎論壇賞受賞記念論文 その先の東アジア共同体
日中戦争期に哲学者・三木清はどう行動したか?
中島岳志日本学術振興会特別研究員)


司馬遼太郎松本清張 あらたな読み方が始まった 「戦後」後、「冷戦」後、「国民」後
成田龍一日本女子大学教授)


特集 日本経済 復活 次の政策をめぐる新たな対立軸
林慶一郎(経済産業研究所研究員・朝日新聞客員論説委員


経済誌はこう見る!
(1)週刊エコノミスト 自信を取り戻した2006年は「株」と「品格」を考える年
内野雅一 編集長
(2)週刊ダイアモンド 中央銀行の舵取りに政治が介入するのは国際的に恥ずかしいこと
湯谷昇羊 編集長
(3)週刊東洋経済 世界経済はアンバランスの固まり。その上に乗って成長維持
原 英次郎 編集長


誰がババをつかむのか 不動産バブルを支えるファンドの虚実
横田由美子ルポライター


特集 団塊の世代 座談会 彼らに何ができるか
目指せ 地方政治家そしてオスカル
石川 好(作家)× 残間理江子(プロデューサー)× 林 新吾(ジャーナリスト)


菅直人氏に聞く
「エネルギーを活かせ 団塊党と民主党で連立政権を」

医療現場発
NHKスペシャル「日本のがん医療を問う」への疑問 
小林一彦(「臨床医ネット」代表)


京都議定書を順守するには? 炭素税や環境税は問題解決にならない
西條辰義(大阪大学社会経済研究所教授)



六カ国協議取材日記 ゲームの勝者は北朝鮮
新谷時子(テレビ朝日政治部記者)


小学校に英語はいらない! 
斎藤兆史東京大学大学院総合文化研究科助教授)



過去から学ぶ責任を問う
映画「白バラの祈り」のマルク・ローテムント監督に聞く
聞き手=伊藤千尋 編集部



自虐史観」を国是とするドイツ 今に生きる「白バラ」抵抗運動
梶村太一郎(フリージャーナリスト・ドイツ在住)


欧州サッカービッグクラブの舞台裏
なぜ、われわれは日本で「手抜き」をしないのか
マルティン・ヘーゲレ(バイエルン・ミュンヘン国際マネジメント担当)


ユーゴスラビア大統領 ミロシェビッチが無罪になる日
国際刑事裁判所の未来を占う「世紀の裁判」
石 紀美子(ジャーナリスト)


これは日本国が起こした「集団拉致」だ 判決直前のドミニカ日本人移民訴訟
栗原達男(写真家)


FOREIGN AFFAIRS
人類は殺し合うサルか 霊長類の平和と人類の平和(上) ●ロバート・M・サポルスキー
新生イラクにおける女性とイスラム●イソベル・コールマン
マドラサは本当に脅威なのか イスラム過激主義とマドラサアレキサンダーエバンス
ロシアの若者の歴史認識を問う 高まるスターリンへの評価 ●サラ・E・マンデルソン、セオドア・P・ガーバー
CFRタスクフォース アフリカでの影響力を模索する中国 ●アンソニー・レーク、クリスティーン・トッド・ホイットマンプリンストン・N・ライマン、J・スティーブン・モリソン
CFRブリーフィング グローバル・オイル・トレンズ
CFRブリーフィング イラクの石油生産はなぜ回復しない
CFRインタビュー ポール・ブレマーが回顧するイラク占領 ●ポール・ブレマー

キーパーソンが語る◎証言90年代

第6回 柳井俊二(上)

「最初のPKOへの自衛隊派遣は、アジアがいいと考えた。その方が国民の支持が得られやすいと思った」

聞き手/五百旗頭真神戸大学教授)、伊藤元重東京大学教授)、薬師寺克行(本誌編集長)



中吊り倶楽部 宮崎哲弥川端幹人の週刊誌時評

(5) お友達が逮捕?



万物環流 第3回 屋久杉の島  
小野寺 浩(前環境省自然環境局長)
勝見洋一が食べる 第3回 「かどわき」
挑発するシネマ 第3回 ハリウッド大作への鋭い〈批評〉「鉄人28号」は必見!
藤崎 康(映画批評家
21世紀 COE道場 ――最先端研究を歩く
(6)東京大学「死」と「いのち」を議論する場●編集部
韓流出版事情(6)
下流」を志向する日本の団塊ジュニアと「父の復活」を夢見る韓国の若い世代
韓 淇皓(出版評論家)
凶区/エロチカ 写真・森山大道
文=赤坂英人



温泉の街(6)西表島 写真・文=染谷 學

GALLERY RONZA 絵=茂利勝彦



巻頭コラム 潮流06

飯尾 潤(政策研究大学院大学教授)
戸矢理衣奈(イリス経済研究所代表取締役
東 浩紀(国際大学GLOCOM教授)


好評連載中
ヨーロッパ「死の舞踏」巡礼 ―運命の車輪

小池寿子(國學院大学教授) 最終回 円環からの上昇



BOOK REVIEW
読書きのうきょう 巣友季子 翻訳家
雑読系(81)坪内祐三(評論家)


今月の5冊

『韓国現代史』文 京洙 評=成田龍一
『百万回の永訣』柳原和子 評=竹中文良
『新リア王高村薫 評=中条省平
『テレビは戦争をどう描いてきたか』桜井 均 評=姜 尚中
『毒書案内』石井洋二郎 評=野崎 歓


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(12)レジ袋でつくる人工網膜 写真・文=藤吉隆雄
本棚拝見 中島義道 哲学者
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