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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

プロレス・格闘技のグッズ販売を考える

神様(notカール・ゴッチ)からバチを当てられようとも、留めおかまし新日経済情報。


週刊プロレス1301号 安田拡了「ヤスカクの私的な事件簿」より。

・・・新日本プロレスは契約更改でもわかるように大改革をしている最中だ。売掛金の未収も多くあって、その回収も始まっている模様。売掛金といえば昨年から問題となっていたのは「闘魂ショップ」だ。


闘魂ショップは昨年、新日本プロレスから分離して独立採算となっている。大きな収入源となるのに当時、なぜ新日本が独立分離されたのかは判然としないが、ともかく「闘魂ショップ」は商品を売った分のロイヤリティなどの支払いを新日本にしなければならなかった。
しかし、それが何らかの事情でとど滞っていた。昨年12月には新日本の親会社となったユークスの監査も入った。新日本から支払い催促もしたが指定期日までに支払われなかった。


そこで新日本は裁判所に強制執行の申し立て。ついに1月27日、都内・水道橋と大阪店の2店に執行官が訪れ、多数商品を差し押さえてしまった。
今後、同ショップは新日本に戻される予定。

これは悪い材料にもみえるが、透明化、一体化の進展という点で明るいものと考えることもできるだろう。


さて、ヤスカクや斎藤文彦のコラムと並んで、今の週プロで猛烈に面白いのが
「ドキュメントNOAH物語 方舟航海日誌」。

NOAH立ち上げに関してのあれやコレを、経営も安定し、業界の盟主を伺おうかといういま、振り返るというもので、それに関連して団体経営のコストや収支、決算、スポンサーとの関係・・・などをかなりぶっちゃけて述べているため、本当に貴重な資料となっている。
今、個人的に興味のある「会場の側から見たプロレス・格闘技」に関しても、NOAHの旗揚げとディファ有明の歴史は切っても切り離せないため、同会場のあれこれを知ることができるのだ。

個人的に、最初にディファ有明に行ったとき(UFC-Jだったなあ・・・)「なにこれ、プロレス専門会場つっててぜんぜん見やすい工夫がないじゃん」と感じたものだったが、その理由(会場と消防法は、果て無き闘争を繰り返すものだ)とかもわかる。

また、当初の構想どおり、三沢光晴とその少数の仲間だけでの離脱だったらどうだったろうか。佐々木健介に先立つプロダクション・レスラーとして成功したかもしれんし、団体の後ろ盾がなかったら不本意なブックを受けて価値が落ちてたかもしれない。そんな歴史のIfもある。


余談に入ってしまった。
とにかく、旗揚げ当初は本当に運転資金のない状態だったらしい。数千万円規模の金策のため、仲田龍アナらは飛び回ったそうだ。
その中で先週か先々週だったか、「予想外だったのは、グッズの収益。こんなにうまみがあるとは思わなかった。この利益のおかげで一息ついた」とアナ。
なぜそんなことが予想外だったかといえば、全日本時代はグッズ収益は全部本体とは別の会社「ジャイアント・サービス」で、この会社はジャイアント馬場夫妻、実質的には馬場元子さんの仕切りだったからだと。
別会社というのはそもそも収益や経費をこうやって切り分けるためのものやけど、そんなにも利益が大きかったとしたら、やっぱり当時、金銭的な待遇は悪かったという全日本の選手にしてみれば不満がたまっていたのだろうなあ、とあらためて思う。