INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

元高田道場・浜中和宏ついに復活!!

次のD.O.Gは、

内藤征弥 vs. 浜中和宏
アラン・カラエフ vs. 橋本友彦

だそうじゃありませんか。他のカードは、さすがに外国人選手を知らんので論評不可能。
アラン・カラエフはこれで負けたらさすがに何をどうしろというのだ、という世界っすよ。


さてそして浜中和宏
知らない人が多いでしょうが、

1.武士道含むPRIDEシリーズに2回出場した。ニーノに勝ち、ハイアン・グレイシーに負け

2.アマレスでは日本の上位陣に入る実績があり、今も大会に出場する


3.元高田道場だが、その後離脱。やめ方があまり円満でなく、メディアで高田延彦にさんざんののしられた


4.気志団の「ワンナイト・カーニバル」とサングラス姿で入場。

これだけ覚えてりゃ十分です。
桜庭を破った直後のニーノに勝ち(つまり敵討ちだ)、スターになるかと思ったら直後のハイアン戦で自爆気味の負けで「お前の格闘人生がワンナイトカーニバルだろ!」と突っ込まれたという話は前に書いたとおりだが、ぜひに勝って欲しいです。
そして再び、雑誌にインタビューされる身分になって、高田延彦に言い返す・・・というか道場の実情を暴露してほしい(笑)

題名は「知りすぎた、泣き虫のぼく。〜まっすぐにタックル」かな。


でも内藤征弥、日本人としては大型の体格ながら三角絞めを使いこなす、ある意味アマレスキラーですよ。グラバカ佐藤もその伝家の宝刀で斬って落としたし。

「メディアの支配者」書評紹介

今、私事ながら忙しさのピークであまり書けない。
これを転載させてほしい。
リンク先だけかいときゃイイだろ、と言われるかもしれんが、ことにナローバンドの人はそうあちこち飛ばないことが多い(特に自分もそうだ)


これはぜひ読んで欲しい、いい書評なので。

http://book.asahi.com/review/TKY200508300348.html

メディアの支配者 上・下 [著]中川一徳
[掲載]2005年08月28日
[評者]野口武彦

 この大河ドラマ的なノンフィクションの序幕では、まず三人の主要人物が紹介される。日枝久堀江貴文鹿内宏明。うち二人は今年の二月、「ライブドア事件」の報道で連日テレビに登場した顔である。おかげで読者には、本書で語られるフジサンケイ秘史から当事者の表情がごく身近に想像できる。心にくい演出だ。

 話は十三年前に戻って一九九二年七月二十一日、日枝グループがわずか十分間のクーデターで鹿内宏明産経新聞会長解任を決議する場面は、「権力を巡って待ったなしの決断」が迫られる瞬間を劇的に再現して圧巻だ。誰がトップになるかの争闘に決着を付けるなら、手段は他にもあろうに、かくも剥(む)き出しの強制手段をもって権力交替(こうたい)を実行したのはなぜか。

 このグループには創立者鹿内信隆の個人史はあっても、「社史」がないと著者はいう。

 信隆は、退役主計中尉で終戦を迎え、戦時の曰(いわ)くありげな人脈・金脈を使って戦後経済に浮上してきた人物である。一九五〇年代に電波事業に手を拡(ひろ)げ、ニッポン放送・フジテレビ・産経新聞の実権を次々に握って、着々と支配力を強め、ついに六八年、「商業右翼」を社是とするフジサンケイグループ会議議長に就任した。

 新聞論調としては反共右翼、テレビでは軽佻浮薄(けいちょうふはく)というユニークな営業路線が確立され、「彫刻の森」美術館や世界文化賞設置などの文化事業も手がけられる。美術品がいかに営利と結びつくかのカラクリは、一時有名になった「持株(もちかぶ)比率15パーセント」とは何かをはじめ、ニッポン放送とフジテレビの入り組んだ持株関係と共に図解されていてわかりやすい。

 八五年、議長職は信隆の長男春雄に世襲され、鹿内一族のグループ支配は安泰と見えた。ところが八八年、春雄が急死し、その後継者に娘婿のエリート銀行マン宏明が指名されたことから家族の内紛が勃発(ぼっぱつ)する。それとタイアップして、三代にわたる鹿内独裁への反逆を呼号し、宏明の罪状を数え上げて追放しようと日枝グループのクーデター計画が胎動しはじめる。

 息も継がせぬ展開である。宏明が最後の武器として握りしめていたニッポン放送株を無力化するために、日枝が株式上場と公開買い付けに打って出ざるをえなかった理由が、これで明快に了解される。その目論見(もくろみ)が、堀江貴文の介入という思いがけぬ事態の出現であえなく反転した経過は、まだ読者の記憶に新しい。

 本書は著者の単行本第一作の由であるが、天下の公器を私物化する勢力への怒りが行間にふつふつとたぎっていて小気味よい。驚くべき取材力を発揮して、放送・テレビ・新聞と「マスコミ三冠王」を誇ったフジサンケイグループ奥の院に踏み込んでいるだけではない。この堅固な筆力には、複雑な事件の連鎖を一望のもとに構成する独自の《史眼》が光っている。

 シカナイ伝説(サガ)ともいうべき一族の愛憎劇から昭和・平成史が見えてくる。浮かび出るのは、株主が投資先の社会的使命を問わず、ただ配当のみを追求する現代日本の縮図である。

その他読んで欲しい書評リスト


http://book.asahi.com/review/TKY200508230253.html

http://book.asahi.com/review/TKY200508230244.html

http://book.asahi.com/review/TKY200508300375.html

http://book.asahi.com/review/TKY200508300374.html

http://book.asahi.com/review/TKY200508300345.html

http://book.asahi.com/review/TKY200508300371.html

http://book.asahi.com/review/TKY200508300350.html

日露戦争をフラッシュムービーで

http://www31.tok2.com/home2/teiteitah/nichiro.html
まだ自分で見てないうちに紹介する形で申し訳ないが。
もう「フラッシュムービー」という形式自体が印象をいえばネット界ではすたれてきているという気がする(俺はすきなんだけどね・・・)

しかしそんな時勢に、20分もの大作をつくったやつがいた。

「論座」でブログ特集

急がないともう次の号が発売されるやんけ!!
朝日新聞社オピニオン誌 「論座」は9月号が「ブログ特集」なんですよ。


http://opendoors.asahi.com/data/detail/6865.shtml

特集 ブログの実力


ジャーナリスト魂が今、ここで試される

――ブログ以前、以後のメディア環境

学習院大学教授 遠藤 薫


ネット創業者 座談会
成功するまでやめなかったから続いています

(株)インフォバーン会長 小林弘人、(株)はてな社長 近藤淳也2ちゃんねる管理人 西村博之


ネット時代の書き手たち
――参加型ジャーナリズムの挑戦

ルポライター 横田由美子



各国事情

韓国 動き出す日本版オーマイニュース

同志社大学教授、日刊ベリタ論説委員 浅野健一

米国 主張は事実追求の代替にはならない

ジャーナリスト 中村美千代

中国 高まるネット論壇のニーズ

東京大学大学院博士課程 高原基彰


資料
これだけ読めばブログがわかる   編集部


で、ここでわれらがはてなダイアリー社長の近藤淳也氏が、2ちゃんねるひろゆき氏らと座談会を行っているのだが・・・・・・・ひろゆきとかに比べて、全然キャラが立ってねえ。


絶望先生なら目をそらして「普通」と吐き捨ててるところだ。
だから、自民党から出馬要請もこないんだよ!!


はてなダイアリーへの要望
社長さんに、もっと強烈な、インパクトある、小池一夫原作漫画の主人公のような印象に残るキャラクター付けをしてください。
とりあえず、ヘアスタイルをモヒカンにするとか。


補遺

あと、この雑誌には

間違いだらけ 靖国参拝推進派の理屈

朝日新聞論説委員 恵村順一郎


というのが載っているが、これが不勉強かつ凡庸な理屈ばかりで、何らの新視点もないし文章にも面白みがない。とても論戦を行えるほどではないようだ。最近まで論説委員長で、最近も「ジャーナリスト」の肩書きで朝日からお義理のような仕事を貰っている佐柄木俊郎氏は、1989年の「朝まで生テレビ」で宮崎勤やコンクリート殺人事件を受けた「凶悪犯罪と人権」の回に出席(同席していたのは栗本慎一郎小田晋、弁護士時代の福島瑞穂など)して、ほんとにボコボコにされていたことがあった。「テレ朝もなんで、身内に恥をかかせるんだろう?」と子供心に思いましたよ。


靖国参拝反対論なら、最近出た
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/5/0023220.html

靖国神社
―― せめぎあう〈戦没者追悼〉のゆくえ ――

のほうが何倍も出来がいいし、新視点や新事実も掲載されている。

【追記】恵村順一郎氏については、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060109#p2にさらに詳しく追記しました。

「ニュー・シネマ・パラダイス」本日深夜放送

深夜午前2:50から、テレビ朝日系で。


博士の異常な愛情に続いて、大好きな作品が続くなあ。
これも俺なりにストーリーを紹介して盛り上げたいところだけど、
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16981

とりあえずこの解説で見たいという気になってくれれば。
損はしないぜい。