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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

モンゴルの大草原と青空の下で、そこのおばあさんが語った、或る夢。


空想につきあっていただきたい。
モンゴル高原が、天にちかいということについてである――。
一人のモンゴル女性がたどった苛烈な体験を通し、20世紀の激動と、
その中で変わらぬ営みを続ける遊牧の民の歴史を語り尽くす。

史上空前の大帝国をつくりだしたモンゴル人は、いまも高燥な大草原に変わらぬ営みを続けている。少年の日、蒙古への不思議な情熱にとらわれた著者が、遥かな星霜を経て出会った一人のモンゴル女性。激動の20世紀の火焔を浴び、ロシア・満洲・中国と国籍を変えることを余儀なくされ、いま凜々しくモンゴルの草原に立つその女性をとおし、遊牧の民の歴史を語り尽くす、感動の叙事詩。

【目次】
匈奴(きょうど)
シベリアの煖炉(だんろ)
黒い砂地(カラ・コルム)
城市(まち)

虚空
帰ってくる話

司馬遼太郎(1923-1996)
大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観"とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。


「天才柳沢教授の生活」で、突然のようにモンゴル回があったことも思い出す