INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

ロシアの脅威を受けて「オタワ条約(対人地雷禁止条約)」離脱を表明、検討する国が次々…

……ウクライナの苦戦が報じられる中、ウクライナと同様、ロシアと陸で接するリトアニアエストニアラトビアバルト三国は危機感を強めており、最近、ロシアとの国境沿いに強力な防衛線を共同で構築することに合意している。エストニア議会の代表者らは、ロシアとの国境600カ所にコンクリート掩蔽壕による防衛線を構築することを決定。エストニア議会防衛委員会のレオ・クナス副委員長は、物理的な抑止力として国境近くに地雷原を設置した要塞を築くべきだと主張している。そのためには対人地雷を禁止する1997年のオタワ条約から脱退する必要があり、離脱の可能性についての議論を開始している。ラトビアも対人地雷使用の議論を開始したが、今のところはオタワ条約から離脱する正当性はないと述べ

https://milirepo.sabatech.jp/baltic-states-consider-withdrawing-from-ottawa-treaty-banning-anti-personnel-landmines/




昨年、すでにフィンランドが…


【11月29日 AFP】フィンランド国防省は28日、現在国際法で禁止されている対人地雷を防衛兵器として再導入することを検討しているとAFPに明らかにした。

地面に埋められた対人地雷を踏めば、即死はしなくても手足を失うことが多く、被害者の援助団体は市民への長期的な影響を非難している。

フィンランドは2012年に対人地雷の使用、備蓄、生産、移転を禁止する対人地雷禁止条約(オタワ条約)に加入。対人地雷を放棄した。

しかし、フィンランドの地雷再導入支持派は、ロシアのウクライナ侵攻で国の安全保障環境が変化したと…(略)

www.afpbb.com

文句は言えねえ プロレス地獄変



いや、他国に対してどうこういうとかのレベルを超えて「うちでは…どうする?」の話だよな。まだ平和に、ノーテンキに「まあ、やっぱり禁止条約は守ったほうがいいんじゃね?」と言えそうだけど、極東某国は。

うちだと、「オブチのレガシー」でもある。

4.署名に先立つ演説の中で、小渕外務大臣はわが国の立場を明らかにした。その要点次のとおり。


(1)21世紀に私たちの子孫が地雷の脅威に晒されない世界に住めるよう、普遍的かつ実効的な条約の作成と地雷除去活動・犠牲者支援を車の両輪とする、包括的アプローチによる取り組みの必要性を訴えた。

(2)オタワ条約へのできるだけ多くの国の署名に期待を表明すると同時に、ジュネーブ軍縮会議における対人地雷禁止に係る条約交渉を早期に開始すべき旨訴えた。
(3)対人地雷同様の取り組みが求められる小火器問題に引き続き積極的に取り組んでいく旨述べた。

(4)今後5年間を目途とした100億円規模の支援により、地雷除去関連機材・技術の供与、犠牲者支援、カンボジアの地雷被埋設国間会議への積極的支援等を実施することを表明した。また、対人地雷除去活動の支援のために行う貨物等の輸出についてはこれを武器輸出3原則によらないこととした。

(5)以上のようなわが国の対人地雷問題への取り組みを「犠牲者ゼロ・プログラム」とし、各国に協力を呼びかけた。

www.mofa.go.jp