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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

ミュンヘン五輪テロは、そのまま生中継された…映画「セプテンバー5」公開中/「ショウタイムセブン(韓国映画「テロ、ライブ」リメイク)」も同時期公開か…

あとで紹介しようと思ってたらもう公開中かいな



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予想外の現場に直面した映画監督やTVディレクターが「カメラをそのまま回せ!」と言い出すのは、1990年代の漫画である「機動警察パトレイバー」ですら「10年前のマンガみたいなこと」でした(笑)

このまま回せ! パトレイバー

実際、テレビも経験を積んで…たとえば犯人が警察の動きをテレビで知る、なんてこともあったりしたので、中継の時にいろんなものを「映してしまう」危機を回避するノウハウはいろいろあるらしい。
ただ、作品によっては「この現場をそのまま映さないと人質に危害を加える」みたいな条件をつける、なんてのもあったな…。


ともあれ、これはまだそんなノウハウのない、テレビが現在進行形の犯罪に直面したばかりのころ。
そこでの葛藤や決断や誤謬、そういうものを中継ルーム一室に限定して描くという・・・・・・・・題材が題材なのでおもしろい!という表現はしにくいが興味深いのは間違いない。



あとひとつは、メディアという野次馬代表は……、もちろん結果的に報道とは人々の役に立つものであっても犯罪現場の中継などをしていれば「スクープだぜ!!」「視聴率アップ間違いなしだ!」「ピュリッツァー賞はいただきだぜ!」みたいな意識もどこかにあるだろう、ということ。それは利己心が結果的な公共善を作る「蜂の寓話」的に考えれば許容し得るものだが、ただ目の前に出されればやはり恥ずかしさのあるものである。

この二律背反的なことも、描かれるのかね。




それをテーマにした作品もあるでしょ、というか今やってるのかな…テレビ番宣があったぞ、ローマ人、秋山好古…名前が出てこない、そいつがキャスター役の・・・検索した、阿部寛「ショウタイムセブン」…えっ、いま公開中なの?ちょっと被りだな、気の毒に……
あと韓国映画で・・・「テロ、ライブ」だ!!と思ったら、ショウタイムセブンはこの「テロ、ライブ」のリメイク(少し結末が違うとか)らしい。

ショウタイムセブン

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これをもっともっと定義を広げると、ミュンヘン事件は「疑似」でも何でもないけど、それでも「疑似イベントもの」「情報の独り歩きもの」的なことにつながっていくと思いますので、そういう視点から”関連作品”を考えると、こういうものも。
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