最終メダルランキング。アメリカは最後の女子バスケで金メダルを取って何とか中国を抜いてトップ。日本は3位だが、合計メダル数でいうと英仏豪に後れを取る。でも、日本が自国開催ではない五輪でここまで上位に来るとは。選手の皆さん、お疲れ様でした。 pic.twitter.com/fewAViQdtu
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) August 11, 2024
【パリ五輪】日本は45個のメダルを獲得、一番多くのメダルを獲得した競技は?https://t.co/GQ23ixFCSv
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 12, 2024
日本は「金20・銀12・銅13」の計45個で、金メダルの数は世界3位となった。最も多くメダルを獲得した競技はレスリング。「金8・銀1・銅2」の計11個と怒とうのメダルラッシュをみせた。 pic.twitter.com/eA8ahB0i26
◎日本・種目別メダル数
— |■■) (@pant_moon) August 11, 2024
レスリング、スケボー、フェンシングが新お家芸となり
柔道、体操が未だ面目保っている pic.twitter.com/FdQ31OsuGR
パリオリンピック
— 有元伸悟 (@shingo_yadee) August 11, 2024
レスリングだけで11個メダル取って
金8個🥇🥇🥇🥇🥇🥇🥇🥇
銀1個🥈
銅2個🥉🥉
異常やろ(笑)
・まずはお疲れさまでした。そして、結果が出た後であらためて日本のレスリングの来た道、これからを考えるために、この本を読もう。増補版が出ているのだ。
12年前の過去記事も紹介する。
m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com
・今回メダルを量産した女子レスリング。すでに何の違和感もないお馴染みの風景だが、最初は、これを導入した人間が「とち狂った」と言われたそうな。日本は「女子レスリングの歴史」がそもそも事実として最長に近く、先行者利益というものをまだとっぷりと得ているのだろう。しかし、先行者利益というのもそろそろ解消されるような気もする。どうなんだろうな。
「当時の福田さんは、みんなからボロカスに言われていました。『なに、女? お前、何をとち狂っているんだ』と。(高田裕司)」
「あのころの協会は爺さまばかりだから『福田はバカじゃないか』ってみんな言ってましたよ。だけど福田さんは信念を曲げなかった(富山英明)」
・ただ、今回モノスゴイ量のメダルをレスリングは獲得し、たとえばフェンシングも躍進。そして一方で柔道は東京オリンピックと比べるとメダル激減……なわけだけど、実のところ、「偶然の結果」も多いんじゃないかね。世界中から強い人が集まって、トーナメントで微妙判定を含めて勝ち負けを決めるとなると、たまたま1-3位、メダル圏内にそのひとが行った、行かなかったで決まるんじゃないか……しかし数の多い少ないを「単なる偶然」で片づけたら、それこそ関係各位の努力や試行錯誤を無視することになるわけで…どうなんだろうね。
・五輪になるとレスリングにはフリースタイルとグレコローマンスタイルがある、という話が当然語られ、「グレコローマンのローマンとは、五輪時代の古代ローマの伝統を意味する」という話も紹介されますが、これは伝説というか作られた神話だという話。過去記事再掲載。
黎明期近代レスリング(グレコ)とは”プロレス”である
19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランスでは元軍人のジャン・エクスプロイヤが始めたプロフェッショナル・レスリングが爆発的な人気を呼んでいた。グレコローマンとは”ギリシャ・ローマ”という意味だ。エクスプロイヤは「・・・(略)自分たちのスタイルこそが、ギリシャやローマのレスラーが戦ったレスリングなのだ」と主張した。
実際はギリシャ時代のレスリングは下半身の攻撃もみとめられていたのだが、。それよりも重要なことは(略)試合の多くが、いわゆるプロレスであったことだ。試合結果はあらかじめ決められており、選手たちは一致協力して試合を盛り上げた・・・あとから生まれたものが権威付けのために、「より古いものだ」と主張することを、江戸日本のワンアンドオンリーな思想家・富永仲基は「加上」と呼び、思想史の中でそれを法則化している。
http://kousyoublog.jp/?eid=2653
自分はウルトラマンよりゾフィー、ゾフィーよりウルトラの父、父よりキングがつおいのも「加上」だと思っている(笑)
はいはい、余談でした。でまあ、このブームは19世紀末から20世紀初頭、明治の文明開化と有志の海外雄飛、そしてガス灯に浮かぶシャーロック・ホームズ、アバンチュリエな(初代)アルセーヌ・ルパンの時代でもある。イギリスで無敵無敗のスモール・タニこと谷幸雄や、夏目漱石が正岡子規に「ロンドンで西洋の相撲(レスリング)を見たけど、すこぶる間抜けなものだ」と記した手紙など、いろいろあるのだが各自調査。このブログの過去ログにもしょっちゅう出てきます。
中村倫也が(「Gaku Akazawa」から学び)確立した技「リンクル」
レスリングの清岡選手の得意技のリンクル。
— 八木賢太郎 (@yagi_ken) August 10, 2024
解説は普通に「リンクルっていう技」みたいに言ってたけど、UFCでも活躍してる天才・中村倫也選手がレスリング時代に得意としてた独自のアンクル・ホールドのことで、倫也の名前からリンクル・ホールドとみんなが呼ぶようになった、ってちゃんと説明してよ。
清岡くん優勝!!!!
— 有元伸悟 (@shingo_yadee) August 11, 2024
65㎏級で圧倒的な優勝。凄すぎる。
一瞬テクッたかと思った。 pic.twitter.com/uJM4w2s4O3
この清岡のグルグル地獄車みたいのは、何か技名とかついているのでしょうか?
— tora8 (@tora8enl) 2024年8月11日
リンクルです!
— 有元伸悟 (@shingo_yadee) 2024年8月11日
中村倫也が始めたアンクルホールドなので、リンクルらしいです。
清岡選手のグラウンド素晴らしすぎる。警戒されてたのに多彩な動きをみせてリンクル決めていった。
— でぃー (@dHie_7) August 11, 2024
これを機にリンクルは一層世界に脚光浴びそうだね。 pic.twitter.com/f1CJdKQG4f
清岡選手のグラウンド素晴らしすぎる。警戒されてたのに多彩な動きをみせてリンクル決めていった。
— でぃー (@dHie_7) August 11, 2024
これを機にリンクルは一層世界に脚光浴びそうだね。 pic.twitter.com/f1CJdKQG4f
リンクル源流は幸太郎と同じ階級に
— 中村倫也 Nakamura Rinya (@rinkuru0323) August 11, 2024
サモア代表で出てた🇼🇸「Gaku Akazawa」先輩からです。
私はそこから小学校の時伝授頂き、幸太郎に繋げたまで。
控えめに言ってやばすぎます。
リンクルの記事
— tora8 (@tora8enl) August 11, 2024
日本レスリング協会https://t.co/xmtfjMme4Vhttps://t.co/7V0pyS9hCH
スポーツナビhttps://t.co/ONZttJyqYB
スゴイ映像いろいろ
古館実況で観たいと何か見たので🤭 pic.twitter.com/fPWN2AHPdd
— アントニオあーぼう (@fS4LHAMINZ85305) August 10, 2024
www.nikkansports.com
X(旧ツイッター)ではプロレスファンが反応。「レスリングマットにこの高角度ジャーマンはエグい通り越えてヤバい」「これは、声出たな…」「この角度でのジャーマンは、さっさと抵抗を諦めて 四天王ばりの受け身に徹さないと逝ってしまうよ」「ガチンコのジャーマンすげぇな」などと技へのリスペクトと、被弾した選手への心配が相次いだ。中には「古館実況で観たいと何か見たので」と切り出し、五輪中継の「ジャーマン・スープレックス」の動画に古舘伊知郎のプロレス神実況をかぶせる猛者も登場。古舘は実況で「お~っと! ジャーマン!」と絶叫していた。
こーゆーこと呼吸感覚で当たり前にやって、それにすぐ対応して足元追尾する階級。男子フリー65㎏級。 pic.twitter.com/pZY4bfwTMu
— 有元伸悟 (@shingo_yadee) August 10, 2024
Kotaro KIYOOKA 🇯🇵 won the 65kg 🥇 at #Paris2024
— United World Wrestling (@wrestling) August 11, 2024
Here’s how he defeated Tokyo Olympic champion Takuto OTOGURO 🇯🇵 in the playoff #wrestling
pic.twitter.com/XBhHJevL1N
レスリング女子の最重量級76キロで準決に進出した鏡選手は、2023年暮の『細かすぎて伝わらないモノマネ』にアマレス兄弟と一緒に出ていた人です #Paris2024 #レスリング #fujitv pic.twitter.com/qBihjQW1rr
— フォルダーマン研 (@FoldermanJ) August 10, 2024