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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

世界的に、競馬の未来はどうなる?/日本が既に最大規模?/「馬」を残すことに戦略的意味がある?




自分は競馬って、後楽園ホールのプロレス帰りに同行者に誘われて一回買っただけで…(なお当たったので常勝不敗)。
あとゆうきまさみ「じゃじゃ馬グルーミンUP!」と、銀の匙(こちらはばんえい競馬と乗馬)でしか、馬に関する知識は知らないよ。

まず、「世界的に競馬が退潮している」「日本が既に規模という点ではトップクラスの競馬大国(広い階級や世代に普及)」という話の統計的な裏付けが、自分の調べた範囲ではあまり詳しくわからん。これは数字でわかる話なので、だれか詳しいデータがあればお願いしたい。…えーっと、こんな記事はあった

tabizine.jp

(略)…日本の競馬に関する世界一の話。筆者のように競馬に詳しくない人でも「有馬記念」という言葉を聞いた覚えがあるはずです。

百科事典を調べると、「G1」だとか「重賞レース」だとか詳しい意味がわからない言葉が解説に使われています。専門用語を使わずに「有馬記念」を説明すると、日本の競馬における重要なレースの1つで、ファン投票によって選ばれた馬が1位を競う、毎年12月に開催されるレースです。
(略)
「日刊スポーツ」の記事などによると「有馬記念」が誇る世界一は、1レースにおける売り上げ(売得金)の最高額です。1996年(平成8年)に開催された「有馬記念」では、875億104万2,400円の売得金があり、日本競馬史上最高額を記録、当時のギネス世界記録にもその額が記録されたそうです。
(略)
競馬の売り上げ額に関して言うと、現在のギネス世界記録に、日本の競馬界そのものが世界一の売り上げを誇ると記載されています。日本の競馬界全体の売得金の額が世界最大であるとして「Horse Racing (flat) – most money wagered」と登録されているわけです。

ギネス世界記録に記載された数字によると、世界中の競馬で生まれる売り上げ金(売得金)の総計は5兆3,000億円くらいで(年度は不明)、そのうち約43%の2兆3,000億円ほどが日本で発生…


ひとつには、やはり英国や中東だと「王族、貴族の上流階級なお遊び」という面が強いのかもしれない。
それは保護されて、末永く続くにはかえっていいのかもしれないが、広がりは逆に欠く。

また同時に、そういう上流階級のおあにいさまおねえさまは意識高くたてまつるので、「お馬さんを鞭で叩いて必死で走らせて、ゼイゼイ言わせて、負けが込むと処分するなんて動物ギャクタイです!」という声が強くなっているのも、それはきいたことがある。


日本はよくも悪くも「両さん」らが似合う場所だ(笑)。


「馬」を戦略的に、一定数維持するために競馬がある?

そこで、別の視点。

自分が書いたツイートなんだけど、どこからこの知識を得たのかあまり覚えていない(笑)。
ただ、こういうことを自分から思いつくほどの知識が無いので、どこから読んで「へえそうなのか」感心した、外部の論考であることも間違いない。大月隆寛氏の文章だったのかな?そもそも競馬関連の文章を読むことが限られているので、そのへんしか思いつかない。


ただ、これもどこまでリアリティのある話なのか、といえばちと首をひねる部分もある。
ぶっちゃけ、なんかヒャッハーなサバイバル世紀末もの、ポストアポカリプスなSF的発想に近い部分が感じられる。まあ、「黒王号」の調達が必要だったのだから、たしかにそうなんだろうけどさ(笑)


だけどぶっちゃけ、今後の日本で交通手段や労働力として「馬」を動員する必要があるって、非常事態にもほどがありすぎる。
その前に備蓄とか準備してなきゃいけないことは、たぶん山ほどあるだろーしさ。

そんな最後の最後の最後の最後の手段、ぐらいのために、日本国が競馬という大きなシステムを維持してる……というのも考えづらい。
ただ、競馬というものが既にあり、その不要論、縮小論を牽制する「後付け」の理由として、こういうのを唱えている人がいるかな?とは思いつく。


上のツイートで紹介した「生物都市」は、宇宙から飛来したウイルスによって、機械や金属に触れると人間とその機械・金属が融合してしまうという、諸星大二郎手塚賞受賞作=実質デビュー作。(だから、最後の場面で馬が活躍する。しかし……>

生物都市 諸星大二郎
<)で、その時点から諸星大二郎諸星大二郎として完成され、しかもこれがエヴァンゲリオンの「人類補完計画」に影響を与えたとも言われるからおそろしい話である。

いまはどの本に収録されてるかな。調べればわかるはずだが…