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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「レッドブルー」しょんぼり主人公の味方はあの…

レッドブルーの「第87話 対戦相手決定‼︎」は間もなく公開終了なのでいそげ。
www.sunday-webry.com

みどころは、しょんぼり師匠としょんぼり主人公の表情。
まぁ、師匠は自業自得で……。

レッドブルー、選手の失言で一気にアウェーに


ブラジルとかは、とにかく何がどうあろうと自国選手第一応援でゆるぎない、というけど、日本はけっこう、自国選手でもアレなことをしたり言ったりすると、ヒール側に立つこともある……これは一般的にはいいことだと思う。
そこが基底にある描写だとすると、けっこう深い描写ではなかろーか。


そして、そっちはともかく主人公・青葉君の相手は……

青葉の相手
レッドブルー 相手の異名は「漬物石」


これ、以前もどっかで触れたと思うんだけど、地味にテイクダウンして抑え込んで、コツコツ殴っていく選手の戦法を「漬ける」と表現するのも、当たり前だけど元々はネットジャーゴンの類だった(辞書に載ってないでしょ、こんな用法?)。初期は「lay and Pray(伏して祈る)」とか言われてたの、覚えてるかな??
総合格闘技用語としての「漬ける(柔道やレスリングの寝技は抑え込んだりフォールしたら一本なのだから、そっちからは出てこない用語)」は、実際に漬物石をどんと乗せる、という意味合いにプラスして、つまらない試合を「しょっぱい試合」という相撲・プロレスの業界用語に漬物=しょっぱい、を絡めた、ネット集合知の傑作造語でした。


ただ、今は自分が見巧者になった、とかじゃなくて……抑え込みの技術や攻防もレベルが上がっていて、選手が抑え込むだけで、それから脱出を試みるだけで、昔のPRIDEでアマレスラー系や柔術家系が抑え込むのよりよっぽど面白いですよね?
これは贔屓目とかじゃないと思う。


ま、それはともかく、一番苦手なタイプとやることになった青葉君は

しょんぼり青葉 レッドブル

な状態。こんな、力を抜いた笑いも取れたんだな、この漫画の作者。


しかし、そんな青葉の味方になるのが……最終コマ参照、のこと。