土曜のMMA漫画『#レッドブルー 』最新話が更新されました!!!
— 宮川 少年サンデー みやかわ (@miyakawa213) January 12, 2024
第92話 【鈴木青葉の入場】
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ここで主人公・青葉はプロデビューするのだが、その入場がなんちゅうか、サイコー。いやサイコ。
こんな描写が格闘技漫画で、いやスポーツ漫画でされるのは、ひょっとして前代未聞…それはいいすぎか。でも、稀である筈だ。皆さんの応援が力になりました!!がフツーなんでな。
それともこれは「回心・改心」前のひねくれた根性なんだろうか。
そもそも前号でも、クラスぐるみでの応援とかすっげー嫌がってる。そもそも先生のリアクションも正直すぐる(笑)
「レッドブルー」最新回、陰キャが格闘技を始めて、プロ試合に出るまでに強くなった。その時、学校内の「常識/世間」の反応は?ある意味典型でもあり、皮肉な逆説でもあり、なんだかおもしろい。https://t.co/VnVOaS27PU pic.twitter.com/wyzXsa03GI
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) December 30, 2023
このへんは、同じようにクラスの日陰者(というかもっと深刻ないじめ被害者だったんだが)がプロで試合をし始めた時、クラスぐるみで応援したり、加害者が深刻に反省する「はじめの一歩」のそれと比べるのも面白い。
そもそも、この描写もたとえば本当のリアルの中の当事者から見れば、どれぐらいの真実性があるのか。
「あるある、応援とか(時には)わずらわしいんだよな。俺はただ試合をしたいだけ」なのか「いやいやいや、漫画だからツクってるよなー。応援されればうれしいし、力になるにきまってるじゃん」なのか。
このレベルでスポーツ競技をしたことがない人間には、しょせん分らん話なのかもしれない。
「おおきく振りかぶって」では「いかに応援が力になるのか。そして最も選手に力を出させる応援の仕方とは」みたいなことをきちんと「応援のスキル」として監督が家族や応援団に説明する場面があったな。
そして、この前も書いたかもだが、そもそもこんな「陰」のキャラが主人公を張り、その主人公が究極の敵とするライバル=ヴィランが天性の太陽のような天真爛漫キャラである、という構図が、「レッドブルー」そして「鉄風」の2作品もMMAから出ている、ということをまた考えたい。