志半ばで亡くなった令和のプロレスオタクが、転生すると昭和の中堅レスラーになっていた! 昭和平成令和のプロレス&格闘技知識を得た中堅レスラー“木対建五”はトップ選手として成功し歴史を変えることが出来るのか!?
1話版もある。
これ、出版されると聞いて予約したんだけど、その後「発売延期」と聞き「まあ、そうだろうな」「というか、モデルが怒ったんだろ」と思った。そして「延期は名ばかりで、このまま無かったことになるだろう。〇〇十番勝負の最期のように…」とか思って、忘れてた。
そしたらAmazonが優秀で、延期されても契約はチャラにならず、ちゃんと数か月の時を超えて、家に届けてきやがった。
これから読むので、何かあったら報告したいと思う。
ときに、このモデルだけど、自分的には金曜8時になぜか珍しくアントニオ猪木と組み、そしてアドニアン・アドニス&カウボーイ・ボブ・オートン組と対戦、その時はまだ目にしたことが無かった「タッグの合体技」を次々とケンゴが食らい、完敗を喫した試合が鮮烈に印象に残る。この結果、日本に「合体技」が完全に浸透した、と言っていいんじゃないか。そして「木村健悟はやられ役であり、お前がいるから負けるんだよ的存在である」というイメージは焼き付いてもはや取れない。
ラッシャー木村の悪いイメージ定着を、サラリーマン生活などを経て「あの時はすまんかった!」と思う中年は多いが、木村健悟に対してそんな気持ちは、少なくとも自分はかけらもないのである(笑)。