SNSでトレンドになっていた
https://twitter.com/search?q=%E9%9B%B7%E5%8D%81%E5%A4%AA%E5%85%88%E7%94%9F&src=trend_click&vertical=trends
実際に登場したわけじゃなく…9月末から「2クール目」になったけど、そこのOPかEDの画像に入った=登場することが確定(原作のストーリー的にはこのエピソードをカットしても問題ないんです)して喜ぶ人が多かった、と。
この雷十太先生の破格の扱い、何が新アニメには存在がカットされるだ!見ろ!雷十太先生の存在の重みを!
— じょう (@jou110) September 28, 2023
石動雷十太雷十太活動(石動雷十太の新アニメでの出番を真に憂う活動)の甲斐があったと言うものだ pic.twitter.com/8GnnPbhNdt
さもあろう
だけど、その反応見てたら、どうも自分と違うようで…
初登場時に確か原作では「日本剣術の未来を憂える者」とか自己紹介してたが、それが改変されて「〇〇の未来を憂える者」としてネットミームになってたようなんだ。いや、自分それ見たことないわ……どこかで流行ってたんの???
型月ファン、石動雷十太が多すぎる pic.twitter.com/Ay13R5MxNO
— 重石塚 竜胆 (@Rinndour) February 18, 2019
じゃあ自分は何で覚えているかと言うと、原作において
「結局、原作中ではその後の登場人物と比較しても実力的には下位、ザコ的な扱いしかされてないが、その半面で持っている技が『刀を振れば、遠方から真空波が飛んできて相手を斬撃する』という、その後のリアリティラインを踏み越えて、『おい、こんな技が使えるんじゃ最強やん』と突っ込まれる設定になってしまった」
るろうに剣心の敵、石動雷十太の必殺技です。いわゆる「飛ぶ斬撃」で真空波の遠距離攻撃です。 pic.twitter.com/x9U30ffAM8
— Stand(ByYou) (@StandByY0u) June 13, 2020
という、そういうキャラクターとしてなんです。…そういう視点で注目してる人も、いるはずなんだが!!
いや、何しろ週刊連載だからね。そんな整合性にこだわってる場合じゃないんだよ!というのもわかる。
設定の整合性?それは来週の自分にすべてを託す!…とやってる人が、ジャンプでは最後に立っているんだろう。
だけどさ、いわば餓狼伝の1巻で、丹波文七がやっつけっちゃった存在のチンピラが『かめはめ波』を出し、それを丹波が粉砕したら…その後グレート巽や松尾象山がいかに強いすごいと描写されても「かめはめ波使ったチンピラの方が強いだろ」と読者みんな思うじゃん。
そういうやつみたいな………。
週刊連載と、設定の整合性・リアリティライン、そして竹熊健太郎命名するところの「強さのインフレ」の難しさを象徴するアイコンとしての「石動雷十太」に花束を。
そして、これを書いて気づいたのだけど、細部はきれいさっぱり忘れてた(笑)。…こういう人でいいよね、雷十太?