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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「石動雷十太」がリメイク版るろうに剣心に登場するそうで

SNSでトレンドになっていた
https://twitter.com/search?q=%E9%9B%B7%E5%8D%81%E5%A4%AA%E5%85%88%E7%94%9F&src=trend_click&vertical=trends

実際に登場したわけじゃなく…9月末から「2クール目」になったけど、そこのOPかEDの画像に入った=登場することが確定(原作のストーリー的にはこのエピソードをカットしても問題ないんです)して喜ぶ人が多かった、と。


さもあろう


だけど、その反応見てたら、どうも自分と違うようで…
初登場時に確か原作では「日本剣術の未来を憂える者」とか自己紹介してたが、それが改変されて「〇〇の未来を憂える者」としてネットミームになってたようなんだ。いや、自分それ見たことないわ……どこかで流行ってたんの???

じゃあ自分は何で覚えているかと言うと、原作において
「結局、原作中ではその後の登場人物と比較しても実力的には下位、ザコ的な扱いしかされてないが、その半面で持っている技が『刀を振れば、遠方から真空波が飛んできて相手を斬撃する』という、その後のリアリティラインを踏み越えて、『おい、こんな技が使えるんじゃ最強やん』と突っ込まれる設定になってしまった」


という、そういうキャラクターとしてなんです。…そういう視点で注目してる人も、いるはずなんだが!!


いや、何しろ週刊連載だからね。そんな整合性にこだわってる場合じゃないんだよ!というのもわかる。
設定の整合性?それは来週の自分にすべてを託す!…とやってる人が、ジャンプでは最後に立っているんだろう。


だけどさ、いわば餓狼伝の1巻で、丹波文七がやっつけっちゃった存在のチンピラが『かめはめ波』を出し、それを丹波が粉砕したら…その後グレート巽松尾象山がいかに強いすごいと描写されても「かめはめ波使ったチンピラの方が強いだろ」と読者みんな思うじゃん。

そういうやつみたいな………。


週刊連載と、設定の整合性・リアリティライン、そして竹熊健太郎命名するところの「強さのインフレ」の難しさを象徴するアイコンとしての「石動雷十太」に花束を。


そして、これを書いて気づいたのだけど、細部はきれいさっぱり忘れてた(笑)。…こういう人でいいよね、雷十太?

石動雷十太、るろうに剣心リメイク半に登場