INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

上野の「古代メキシコ」展は写真撮り放題でした(それに関して少し要望)

mexico2023.exhibit.jp

1.
マヤの「赤の女王レイナ・ロハ」、奇跡の初来日
マヤの代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃きさきとされるのが、赤い辰砂しんしゃに覆われて見つかった通称「赤の女王」(スペイン語で「レイナ・ロハ」)です。その墓の出土品を、メキシコ国内とアメリカ以外で初めて公開します。パカル王の息子と孫、ひ孫に関連する遺物もあわせ、200年にわたる王朝一族の物語を浮き彫りにします。

2.
古代メキシコの至宝約140件が一挙に集結
考古と民族資料の宝庫であるメキシコ国立人類学博物館をはじめ、アルベルト・ルス・ルイリエ パレンケ遺跡博物館、テンプロ・マヨール博物館、テオティワカン考古学ゾーンなど、メキシコ国内の主要博物館から厳選した約140件を、近年の発掘調査の成果を交えてご紹介します。

3.
世界遺産の魅力を体感できる展示空間
パレンケのパカル王と王妃(赤の女王)の墓、アステカの大神殿(テンプロ・マヨール)、テオティワカンの三大ピラミッドなど、メキシコが世界に誇る古代都市遺跡の魅力を、映像や臨場感あふれる再現展示で存分にお伝えします。

火の酒テキーラ プロレススーパースター列伝 

いや、こんな画像張ってる場合じゃない。今回は画像をペタコラと貼り続けなきゃいかんのだ。


ちなみに合法よ。

古代メキシコ展

だらだらと合間にメモを追加していく

記憶違いとかだったらごめんだけど、これの解説に「貴人、もしくは捕虜の像」となってたのね(笑) どうもあちらでは軍隊と言っても…まず食料を貯蔵しづらいので大量動員ができないので小競り合いに近いのだけど、相手の王族を捕虜とする、が一番重要で、その事績を像としても残したい、と思っているんだって。耳に紙か何かの目印をつけるのが捕虜の証。 ただ、王族の捕虜は非常にすばらしい生贄になる…というからシビアな世界。 おさるさんの神様がカカオ好き、とかそんなキャラ付けあり メキシコの神様の髪型がへん……と思ったら、トウモロコシの房で豊穣を表す、と聞き納得。エシディシっぽくもある 朝になり、昼が来て、夜になる。冬が終わり春が来る。これに意味を持たせる宗教はつねに多いようで…… 最近見つかった、「赤の女王」。染料も鮮やかに、安置された状態での白骨が見つかり、バラバラの石仮面……翡翠だったかな?や装飾品も復元された 玉座か何かを下で支える彫像だったかな。 これ説明文が面白かったので単独で。SFやファンタジーで、古代文明の遺跡遺産を掘り起こし、自らの勢力拡大に使うという設定見るけど(ナウシカや海皇記)、アステカがそうだったんだ(笑) はじめの一歩の、鷹村入場コスチューム(笑)。 猛禽類が強さの象徴となるのは多くの文明で見るが、そこにはお国柄も…… 味のある像2体 古代メキシコ文明といえばドクロ! 何の仮面だっけ? 半獣半人、ジャグアー。グインサーガ クモザルはいたずら小僧キャラ。 日本で稲穂を神様が持つんだから、メキシコではそりゃあトウモロコシだわね これ天文の高度な計算計測結果を記してるらしい。 説明文が怖くて「顔の皮を剥がれた生け贄像」! なんだったか忘れたー とりさん 二刀流ならぬ「二盾流」!戦士像。 上の王冠?の飾りはかっと口を開けて牙を見せる毒蛇。つまりエジプトの王冠と同じだ!と驚いたことよ 最初に紹介した「捕虜像」などなど
「古代メキシコ展」2023年、東京国立美術館


ちょっと印象に残ったこと。古代メキシコ文明は日付に非常にこだわるので定型文的に「◯◯年◯月◯日、王はーーー」と正確な日付が入ってて、だから歴史は一般の人が思ってるよりクリアにわかってるとか。

あと、画像にもいくつかあぐらをかいている土偶や彫像があるけど「胡坐は、高貴な人にのみ許された作法」なんだとか。
そう言われれば、偉い人ほど楽な恰好が許される、ほうが自然なのかもね。異文化との遭遇による自己文化の発見とはこういうものなのだろう。




これは企画展に入場すると、自動的にみられる常設展の主。行くとアイサツはしておかねば。「ドーモ・ドグウ・サン」!

あとで簡単な解説・感想の文章を入れたい(可能ならね)
あ、でも朝になる前に、これだけ書いておこう


たぶん、3Dデータ取得も禁止されていない。やれる人は、ぜひ展示彫刻・土偶などのデータを取って、3Dプリンタ製作可能にして!

これも一応、美術館内の中の人(監視員、バイトかもしれんけど)に聞いてみた。その人も知らんかったが(笑)明文での禁止規定が無いこと、それは確認できた。

この話を読んだのは2016年か…てかギズモードジャパンってまだ運営してるのね。
www.gizmodo.jp


その記事を読んで、うーんと考えて書いたのがこれ。

m-dojo.hatenadiary.com

ただ、計算違いがあってな…この時「まあ、時間がたてば自然に、3Dデータのとり方ぐらい身についていてチャメシ・インシデントだろう、将来の俺は。スマホにも最初からインストールされてたり」とか思っていたのだ、俺は。そこから7年たった今、スマホにそんなアプリが入ってるかいないかもわからんし、やり方も当然知らないままだった!!


おおブッダよ寝ているのですか!!


な、わけで、千載一遇の好機を逃してしまったし、足に弓矢を受けてしまってもう冒険の旅に出られないが、そこで旅へ向かう勇者に言っておきたい。
どうか、志ある者はこの「古代メキシコ展」で、3Dプリンターで複製をつくれるような、データをスマホで収集できるのでは?と。
展示スペースの中央に位置していて、ガラスケースの周囲をぐるりと360度見られるような、閲覧できる状態の立体物(石像や土偶など)もたくさんあった。