と、いうこと。
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そして、「落日の赤塚不二夫」の物語は、本当にこうなっていく……
そこを去る時、「自分の人件費は高いから、去ればフジオプロも助かる筈」とか「業界通の自分なら、弟を助けられるだろう」とか、漫画の描写的にも、軽薄薄情のスーダラ野郎のデマカセ、的に描かれているが、当然ここには二重三重の生の感情もあったのだろう。それを思い、また赤塚やあだち弟の漫画家としての歴史的意義を振り返ると、何とも重いものを背後に感じさせる部分もある。
その一方で、ノーテンキに、ずるがしこく「俺の弟の才能は本物、これからぐんぐんビッグになる!そこのマネジャーなら、自分が徹夜で原稿描くより楽して稼げるぜへへへっ」と考えたことも事実だろう。
なんにせよ、ここから、はじまる。
…ということで、別記事に続く。