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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

各政党の「イメージ」を細かに尋ねる調査&その結果の読み方(疑問)が、共に面白かった

たくさん埋め込み作業する手間を惜しんで、一部はコピペさせてもらう。


維新のイメージの良さは、維新支持者を除いたサンプルで見ても確認できます。非維新支持者の間でも、政権担当能力10.7%、経済的弱者の味方11.3%、一般人の感覚に近い20.3%でした。


すみません。ただしくは、関西大学経済・政治研究所自助・共助研究班、の調査結果でした。研究所名が抜けておりました。同研究所の研究成果です。


ケネス先生、ありがとうございます!調査の本線は別のところにあって、この設問は実験的に今回とりあえず尋ねてみたのですが、結構面白かったので、今後本格的に論文にならないか検討してみます。




先週末実施した調査です。ウェブモニターなので、RDDなどに比べて若干維新支持者が多めですが、維新支持者抜いての結果も示しています。


つむぎ@yorokejima
2月27日
お返事ありがとうございます
維新支持者ですが、維新に良すぎる結果でしたので気になってしまいました

f:id:gryphon:20220302023723p:plain
「~というイメージに、どの党が当てはまりますか?」と細かく尋ねる調査


Haruya Sakamoto
@sakamotoharuya

他方、立憲民主を「弱者の味方」と捉える人は、立憲支持者以外ではあまりいません。無党派では3.9%です。この違いが、野党としての維新と立憲の大きな違いかな、と思います。立憲は自党支持者と、せいぜい社民、れいわ、共産支持者にしか良いイメージをもたれていません。


維新は、自党支持者には当然良いイメージを持たれていますが、それだけでなく自民支持者、立憲支持者、無党派にもある程度良いイメージを持たれています。そこが全体で「弱者の味方」1位になれているポイントです。


ツイッターだけ見ていると、維新は支持者以外にはあまり評価されていないように錯覚するかもしれません。しかし、実際は熱心な維新支持者以外からも、そんなに悪い印象を持たれていないのだと思います。これは他の研究者が実施した「拒否政党」の分布でも確認できます。


強く支持したくない政党である「拒否政党」に維新をあげる有権者はかなり少ないことが示されています。なので、強い拒否反応に直面していないことが維新のイメージの良さ=「弱者の味方」の原因の1つに挙げられると思います


維新に対して強い拒否反応を示す方が一部にいることは事実ですが、それは有権者全体の傾向ではなく、平均的な有権者の間ではそんなに拒絶されていない、ということだと思います。では、なぜそういった政党のブランディングに成功しているのか。この点については、調査データから言うことはありませんが


単なる私の印象論だけで申し上げると、メディア露出の効果だけでそういうブランディングに成功しているわけでは決してないと思います。やはり大阪での統治「実績」アピールが日本維新のブランディング形成になにがしか寄与していると思います。



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問・疑問編



(以下の「RT」とは上のツイートの事)









KIDA Yusuke(木田勇輔)

この研究では、国勢調査と比べたときにオンライン調査の回答者が大都市に居住する大卒以上の者に偏る傾向が示されています。一方で無作為抽出による調査(面接調査)でも、国勢調査と比べて持ち家率が高いなどの偏りが指摘されています。


結論部ではオンライン調査の結果の補正が現段階では難しいことが示唆されるともに、「無作為抽出に基づく面接調査の回答者も、もはや目標母集団の縮図と捉えて良いか疑問である」と述べられています。


サンプリング調査もオンライン調査も両方使って研究をしてきましたが、どちらかが絶対に優位とは一概には言えないなという印象ですね。回収率が低いサンプリング調査の場合、誤差が果たしてランダムに生じているかどうかという難しい問題もあります。


もう少し踏み込んで言うと、「この時代に郵送で届いた質問紙にわざわざ回答してくれた人」は何らかの点で母集団に対して偏りを持っているのではないか、という視点はサンプリングによる調査をする際にも常に念頭に置く必要があると思います。





引用「ウェブ調査によるデータ収集のプロセス全体をしっかりと総調査誤差の枠組みより評価をして,研究目的に即した限定された母集団へと着目することの理論的意味と,それに対しアプローチする方法的妥当性を周到に検討することが,ウェブ調査の利用可能性をひらくだろう」


郵送調査でも昨今の都心部では回収率20%台なんて言うこともありえます。これをどう引き上げるかというのは、社会調査屋さんには頭の痛い問題です。


訪問面接調査は昨今では非常に難易度が高いと思います。相当に工夫しないと回収率的にはかなり厳しくなるでしょう。

その他感想





されど、残念な反響も