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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

【余談】オミクロン株って「尾身クローン株」に聞こえない? 悪のコロナ団が目障りな尾身博士の、悪の分身を作り…

タイトル通り。
尾身クローン。
日本の、そして世界征服をたくらむ悪のコロナ団だが、ワクチン戦隊の活躍によりその野望は停滞を余儀なくされていた。

敗因を分析するコロナ団は、戦隊の要、知恵袋が尾身博士であることに気づき、遺伝子コピーの技術を利用して知らぬ間に尾身博士のDNA情報を採取。
それを改造し、尾身博士に蓄積された対ウイルスの知識と経験を取り込み、それを反対に悪のために使わせる計画を実行した。
それがコロナ団の技術の粋を結集した尾身クローン(オミクロン)株は、尾身氏の知識・経験を悪用し、ワクチンの免疫をすり抜けているのだ…………


って、我ながら何が元ネタなのかさっぱりわからない。
強いていうなら、ハカイダーの頭部に脳を移植された光明寺博士だろうか。
ビオランテの中に含まれた沢口靖子の遺伝子なのだろうか。

※朝になってあらためて読んでみたが、いや驚異的にくだらない な!


その種の遺伝子とか、脳の移植とかは置いといて(置いとくなよ)。


悪の陣営・敵役においてラスボスや、互角のライバルに、「黒」を基調とするなどした「正義のヒーロー・主人公と合わせ鏡のようなキャラクター(ブラックでも何でもいい)」を登場させる、という手法はいったい誰が考え出したか。
ことし3月、「ニセウルトラセブン」がBS4Kで放送された時に記事にしたが、結局有力な手掛かりは得られてなかった。

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(略)……他の連中は何と言うか偽装工作とか、実験台とかそういうしょぼい感じで出てくるんだが、「ダン対セブンの決闘」では、明らかに「ウルトラセブンと互角の力を持つ悪のウルトラセブン登場!能力は互角ださあどうする?」という流れにあるものですわな。

ちなみに今気づいたんだけど、こういう形でメカが登場するメカゴジラ、メカニコングがある。戦闘力の高い生き物対抗するためにそれをコピーした「メカ」を対峙させる、という設定は共通している訳だが …
今調べましたところ、一番有名なメカゴジラは実は後輩であって、1974年に登場しました。メカニコングとにせウルトラセブンが 同じ年1967年の登場です。

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藤子・F・不二雄の「ひとりぼっちの宇宙戦争」は、まさにロボットなので「互角」というのが、ストーリーの重要な要素になっているのであります


ハリウッドB 級映画とか、漫画とかには手が回らないんだが…、こういう形のAと同等以上能力を持たせるために、Aを模した「メカA」を作ると言うパターンの、起源を探りたいと思うのだが、……そうなると欠かせないものがある。

それがヒーロー、正義の味方Aに対抗するために登場する「ブラック A」です!!

と言ってもいわゆるN=1、の類であってそんなたくさん例を挙げられるるわけじゃないのだが…もちろんの例とは、これに他ならない。


実は昨年…2020年に、初代ブラックタイガーの中の人、マーク・ロコ、いやマーク”テラー(恐怖)”ロッカ がなくなっておりまして、これから書く話も実はその追悼文を書くつもりで色々考えたことです。

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プロレススーパースター列伝の初代ブラックタイガー

その後、ブラックタイガーはあまりの好評さにすでに7代目を数えるらしいんだが、やはり初代。