いわば「欧州の皇帝」を決める争いのはずなのだが。
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200人以上が死亡したドイツ西部を中心とする洪水から1週間。気候変動対策と被災地の復興が9月の総選挙の争点に浮上していますが、首相の座を争うCDUCSUのラシェット氏、緑の党のベーアボック氏ともに風をつかめず。被災地での談笑vs盗作疑惑という残念な展開に https://t.co/4Ea3TrTq1y
— 石川潤(日本経済新聞)JUN ISHIKAWA (@junishikawa_nk) 2021年7月21日
長く低迷していたSPDが支持率増に転じたのは他党の失点によるもの。CDU・CSUの首相候補ラシェット氏は洪水被災地の視察中、関係者と楽しげに談笑する姿が報じられた。緑の党ベーアボック共同党首は著書の盗作疑惑が発覚 / “ドイツ総選挙 社民党支持率トップでショルツ氏が…” https://t.co/yymZIMshxV
— Oricquen (@oricquen) 2021年8月25日
ドイツ連邦議会選を前に、野党の環境政党・緑の党が注目を集めています。ドイツを襲った洪水の影響で、今後は党が得意とする気候変動対策が争点となる可能性。その一方で、共同党首の新著に盗作疑惑が浮上するなど、スキャンダルにも見舞われています。https://t.co/yoX9YEwZ10
— 毎日新聞 (@mainichi) 2021年7月18日
……大胆な気候変動対策を掲げる緑の党は支持率を高めてもよい局面だ。だが、緑の党の首相候補であるベーアボック共同党首の収入申告を巡る問題、経歴の訂正、著書の盗作疑惑などが足を引っ張る。
(略)
一方、CDU・CSUが総選挙で首相候補とするラシェット氏は被災地で失敗を犯した。洪水の被害の大きさが次第に明らかとなってきた17日、被災地入りしたシュタインマイヤー大統領が犠牲者を悼み「彼らの運命は私たちの胸を引き裂く」と語ったが、その背後でラシェット氏は取り巻きと談笑していた。その姿がカメラに写り込んだ。ラシェット氏は、被害甚大な独西部ノルトライン・ウェストファーレン州の首相でもある。それなのに舌を突き出し、楽しげに笑う姿がSNS(交流サイト)などで拡散した。全国に市民の怒りが広がった。
CDU・CSUと連立政権を構成するドイツ社会民主党(SPD)のクリングバイル幹事長は「危機の局面に性格が露見する」と批判した。ラシェット氏は「不適切だった。申し訳ない」と謝罪に追い込まれた。
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— toto (@josefheynckes) July 17, 2021
こういったスキャンダルも、たしかに重要な部分もあるのだろうけど、
ドイツなら、もっと重要な課題。…最初に叩くのは東部方面のロシアか西部のフランスか?とか、ソーセージは焼くべきか茹でるべきかとか、そういった政策論争をしていただきたくもある(ねえよ)