名言、名台詞の記録より
「新聞紙は古今東西 まことに有用な火種である」(「売国機関」2巻より)
これは、ある2か国間の紛争を煽ろうとしている勢力が、フェイクニュースを駆使してその対立を増す中で、新聞記事にもそういうニュースが増えていく…というストーリーでの一場面である。その勢力も、国全体を代表しているわけではなく、同じ肉にはブレーキを掛けようとしている勢力もある。だが、もちろんそれも正義とは限らず…と話が進んでいく。
これはあとで詳しく展開したいけど、この作品その他数本自分は知っている「架空の『戦後世界』を舞台にした物語」は、もっとジャンルとして定着していいんじゃないか、と思ったりする次第ですが、まずは名場面・名台詞の紹介から。
原作者はほかの作品でも有名なかたのようで。