解説申す。
チャップリンとか、戦前の白黒映画にそもそも興味ないって人も、…こういう言い方は自分も本来好きでないし反発を招くことも承知だが「教養」的ななにかとして、興味なくても一応撮っておいて、洗濯物を畳みながらでも飯を食いながらでも、環境ビデオ代わりにでも一応流し見ぐらいはしといて損はないのではないかな。
というか、そういいつつもまず、基本的におもしれー喜劇映画として十分に現役でファイトできる、というふうな自信も実は本音では持ってるのだ。
ヒンケルの演説がタモリのハナモゲラ的なわけわからん言語なのに、解説者が「…について語ってます」とフォローする場面、
ムソリーニがモデルの別の独裁者と、上からの目線で語れるように「椅子の高さ」を競い合ったり、風船の地球をもてあそぶ独裁者の幼稚さを描く場面。
レジスタンス連中が、勇ましいそぶりは見せても本音ではビビっていて、危険な任務の遂行者を選ぶくじでお互いインチキをしあう場面…
そういえば、ラストシーンについても「素晴らしい最高のラストシーン」の声の一方「映画じゃなくて思想を語りすぎ。あれじゃ別方向のプロパガンダ」という批判を語る人もいる。以前、その話を書いたことあるな。
こういった話を、放送前に、この本を紹介しながらやりたかったのだが、すまぬ時間切れだ。

- 作者:大野 裕之
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 単行本
この本から予告的にひとこというなら、この映画の「撮影時期」を、欧州の風雲と合わせると、ほぼ同時進行みたいなものだった、ということがわかるの。映画のあの場面の撮影の時、花の都パリは・・・・・・・・・
ランボー BSテレ東 2021年3月10日(水) 19時55分~21時54分
米北西部の田舎町にやってきたベトナム帰還兵ランボー。保安官はその身なりから厄介者と判断し、町から出て行こうとしない彼を逮捕。理不尽な暴力に、ベトナムで受けた拷問の記憶が甦ったランボーは、保安官たちを倒し山中へ逃走。州警察の応援を得て大掛かりな山狩りを開始した保安官に、ランボーの反撃が始まる!
大人気アクションシリーズの原点が、4Kレストア版でパワーアップ! 主演・製作・脚本は「ロッキー」で名実ともにアメリカン・ドリームを掴んだシルベスター・スタローン。共演はリチャード・クレンナ、ブライアン・デネヒー、ジャック・スターレット、デビッド・カルーソー。
【ストーリー】
ベトナム帰還兵のジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)は、戦友を訪ねて山間の田舎町を訪れるが、友は既に他界していた。巡回中のティーズル保安官(ブライアン・デネヒー)に浮浪者扱いされ、町外れまで連れて行かれたランボーは、再び町に戻ろうとして逮捕される。留置場で拷問まがいの扱いを受け、ベトナム時代に受けた拷問がフラッシュバックしたランボーは、警官たちを叩きのめし、バイクで逃走する。
ティーズルは助手たちと彼を山中に追いつめるも、ランボーはベトナム仕込みのゲリラ戦で反撃、保安官助手を1人ずつ無力化。ティーズルに「俺を追うな」と言い残し山奥へ去る。ランボーがグリーン・ベレーの元隊員でベトナム戦争の英雄だと知ったティーズルは、州警察の応援を得て山狩りを再開する…。
シリーズ最高傑作
というか、第一作だけが異様にシリアス
そもそもシリーズ化想定してなかったから
二作以降は商業主義!お子様ランチ!主役がどんどんヒーロー化してく!!
という点では、わが日ノ本の誇る「ゴジラ」と似ているともいえるが・・・・・・・・
ちなみに、ランボーの上司トラウトマンとは、要は「マスオさん」だよね、とはよく言われている。
あと、最後に流れる名曲「It is a long road」は、一聴の価値あり
Dan Hill - It's a Long Road + lyrics
ブルース・ブラザース BSテレ東 2021.03.10(水)夕方5時58分
バンドで稼いで孤児院を救え!クールにキメた黒ずくめ兄弟が歌って踊って壊しまくる、大迷惑エンタテインメント!史上空前のカークラッシュにア然ボー然!(1980年/米)© 1980 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.
Storyストーリー
刑務所から出所したジェイク(ジョン・ベルーシ)を、孤児院で弟のように暮らしてきたエルウッド(ダン・エイクロイド)が出迎えた。帽子、サングラス、ネクタイ、スーツ全てを黒でキメた二人。早速、孤児院を訪れ母親代わりのシスターに会うが、そこで孤児院が資金難で存続の危機だと知る。二人は孤児院を救うため、バンドを再結成してコンサートで金を稼ごうと考え、昔の仲間たちを集めることに。しかしその途中でパトカーとトラブルを起こし、二人は追われる身になってしまう。さらに、謎の女(キャリー・フィッシャー)が執拗に命を狙って来て…。大騒動の末にようやく郊外でコンサートを開くことになったが、会場には溢れんばかりの聴衆に混じってパトカー群、二人に商売を邪魔されたカントリー・バンドなどが待機していた…。
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: Blu-ray
実はこの作品だけ未見で、面白いかどうか評価できん……そういう場合、そもそも紹介しないのがフツーなんだが、何かで評判を聞いたんだよな…どこだっけかな…
togetter.com
これかと思ったら、これではなさそうだな……「木根さんの1人でキネマ」かな…あれでもないな…不思議なもんだが「どこかでおもしろいと強く勧めてた記憶があるので、自信はないけどお勧めしとく」という、へんなあれだ。
ともかく、そんなこんなで3月10日は「BS映画まつり」!!!