元はGスピリッツにあったらしい
昨日、昼に「ジャーマンスープレックス=原爆固め」の名称由来についてちょっと書く機会を頂けたが、この際だからまとめておく。カール・ゴッチ(カール・クライザー)が初来日する以前、アメリカでのあの技の名称は写真にあるように「アトミック・バック・ホールド」……すなわち「原爆固め」は(続) pic.twitter.com/4HJenWHp9r
— ふるきっつあんの不条理ツイート。 (@foolkitchen1) 2020年7月21日
続)明らかにアメリカ由来の名称だったんである(ただしゴッチ初来日のシリーズにおける名称はあくまで「原爆攻め」であったという)。
— ふるきっつあんの不条理ツイート。 (@foolkitchen1) 2020年7月21日
そもそも「アトミック」はアメリカ人が技につけたがる語の定番。例えばアトミックドロップ。バディ・ロジャースが元祖とされるこの技の和訳は「尾てい骨砕き」(続
続)何よりかつての日本プロレスファンは、日本プロレスの一角であったキムイル大木近金太郎の頭突きを「原爆頭突き」と呼び続けたのだから(!)。そこには威力あるものへの無邪気な憧憬があったろう。同時に原爆被害者への配慮は欠けていたと言わざるを得ない……さて皆さんに仮定の質問をする。(続
— ふるきっつあんの不条理ツイート。 (@foolkitchen1) 2020年7月21日
続)今、韓国人のレスラーがいてそれが「原爆頭突き」という名の技を使ってたらどう思うか……いや答えなくて良いです(苦笑)。要は我々は余りに遠い所に来たのだと……僕は寛容と無神経を併せ持ったかつての日本を懐かしむ。しかし戻りたくはないし、戻るべきでもないのだと……ちなみに(続)
— ふるきっつあんの不条理ツイート。 (@foolkitchen1) 2020年7月21日
(続)80年代の半ば、週刊プロレスは「原爆固め」の表記を使わず「ジャーマン」で統一することにした。1961年のゴッチ初来日から四半世紀、初めて業界は何かに自覚的になったのである……あれからさらに35年、我々はさらに自覚的になったのか、それとも単に忘れているだけなのか……(この項、了)
— ふるきっつあんの不条理ツイート。 (@foolkitchen1) 2020年7月21日
ミスターアトミックも居ましたねえw
— pasin (@pasinpasin) 2020年7月21日
ですよね、で当時の「アトミックのおぼん」とかいう漫画とタイアップみたいにしてウケたとか(苦笑)。……タフと無神経は紙一重なのかもですね(^^;)。
— ふるきっつあんの不条理ツイート。 (@foolkitchen1) 2020年7月21日
水爆大怪獣が大人気の国ですからw pic.twitter.com/HRtyB7UPwY
— pasin (@pasinpasin) 2020年7月21日
ん?これなら俺買ったはずだがな???あとで探そう
【特集】“プロレスの神様"カール・ゴッチ[検証―カール・ゴッチの初来日]
独代表「カール・クライザー」
~原爆攻めと密林男リンチ事件~京谷泰弘(元・日本テレビ『三菱ダイヤモンド・アワー』プロデューサー)
[回想―“神様"と“燃える闘魂"の師弟関係]
アントニオ猪木
「カール・ゴッチ」と「サブミッション」を語る[DON'T TRY THIS]
門下生・北沢幹之が実演
これが伝説のゴッチ教室だ![解析―“神様のプロレス"の根幹を探る]
鶴見五郎の欧州プロレス講座[考察―新日本プロレスとの蜜月時代を紐解く]
ゴッチは「ブッカー&コーチ」として
昭和・新日本に何をもたらしたのか?[追想―ゴッチを取り巻くビミョーな人間関係]
フロリダで触れた「孤高の神様」タイガー服部レフェリー
[永久保存版]
カレル・イスターツ全試合記録[特別企画]
キム・イル以後の韓国プロレス史[スペシャル対談]
ケンドー・ナガサキ×ドリー・ファンク・ジュニア
“剣道鬼"が産みの親と33年ぶりに再会![ドクトル・ルチャの現場リポート]
トリプレマニア25
AAA旗揚げ25周年記念大会で
“殺人医師"が遂にマスクを剥がされる![連載]
続‐ミル・マスカラスが「悪魔仮面」と呼ばれた時代
―MSG初登場までの1年9ヵ月―
第4回 最後のロス地区長期定着[アリーバ・メヒコ]
ゴリー・ゲレロ&チャボ・ゲレロ
追悼-米墨マットを席巻した
名門レスリング一家直系3代史
【前編】父親はメキシコ史上最強の暴れ者[引退記念回想録]
ジョニー・キッド(前編)[原悦生の格闘写真美術館]
第45回「究極龍の30年」