こういう、一覧表をつくってみたのが、昨年11月でした(その節は、ご協力ありがとうございました)
こんな一覧が作れる可能性があるのは、いまのうちだけでしょうね。これからは普通に、より日常の光景となっていく。というか、今回の「stay home」の関係で、動画というもの自体の社会的な意味付け、知名度、権威などもどんどんと拡大する一方である。
ただ、さすがにさすがに、2020年現在で「動画配信を漫画のメインテーマにすえて物語をつくる」のは、ちょっと目新しいチャレンジ、先駆的な試みであることに間違いはありませんでしょうな。
そんな作品が、偶然ながら最近続けて単行本になりました。
月刊少年マガジン掲載「キミオアライブ」。「ユーチュー部」なる組織も登場。
- 作者:恵口 公生
- 発売日: 2020/04/16
- メディア: コミック
エモさ1000%!超絶新鋭が描く心が熱くなるユーチューバー青春譚!!
やりたいことが多すぎる高校一年生・長谷川君生(はせがわ・きみお)。
やりたいことで生きていきたい。この気持ちを「夢」って言いたい。
そんな彼がたどり着いた夢を叶える方法とは――。
誰かの勇気になるための物語が開幕!『キミオアライブ(1)』(恵口 公生)|講談社コミックプラス(ここから第1話が読めます)
こちらは正確には、今週16日発売ですな
最新回より
一つ前の号(2020年4月号)
うん、なんかいい感じで、ユーチューブの基本の基本みたいなものも解説してるっぽい(自分は肝心のユーチューブ画像をロクに見てないのでわからんのさ)。
ここから、この回は「高校動画コンクール」みたいなものに応募しよう!となっているのだが、そういうコンクールは本当にあるのでしょうか。あるなら大いにいい試みで、陳腐な言葉だが「動画甲子園」よ出でよ!!です。
ここまで世界的なものになった以上、動画のセンスを若者が共有した国家は、覇権国家の足掛かりをつかむだろう(このへん、あとでまとめて語ります)
しかし、コミックDAYSはもう長いこと契約してるのに、今回この作品が雑誌に掲載されてて、しかも「ユーチューブマンガ」だったことを初めて知りました。
上の一覧には追加済みです。
やりたいことやるって最高!
— 月刊少年マガジン編集部 (@getsumaga) April 13, 2020
やりたいことが多すぎる高校一年生・長谷川キミオが見つけた
夢を叶える方法はユーチューバー!!
「オヤジが美少女になってた話」(月刊アクション連載)も単行本
これは、ねとらぼに紹介記事が掲載されて、はてブもそれなりについていた。
というか、ここから第一話が読めるわ(こういう商売を、なぜねとらぼだけできるんだろう…)
nlab.itmedia.co.jp
- 作者:赤信号わたる
- 発売日: 2020/04/10
- メディア: コミック
前述した通り、そもそも自分は個人や団体の発信する「ユーチューブ動画」をまともに見た経験がない。だからましてやVチューバ―の活躍も知らない。
どんなふうに動きが連動しているかも、声を変えているかもわからないのである。
そういう技術的な面も知りたいものだ。
一応、マガジンウォーカーあらため現ブックウォーカーにも、月刊アクションは読み放題になっているので、こちらも読むことは読んでいるが、内容はたいてい忘れてしまったな。
もっと、学習漫画的にノウハウを紹介することに特化した様な「動画配信のひみつ」とか、本当に「動画勝負!」とか「世界から猛者が集まる『湯迂宙武』にお前らは招かれた!」とか、「異世界から動画配信!」とか(最後のネタ、既にある確率が15%ぐらいあるな…)そんなこんなの「動画配信マンガ」は、間違いなく今後盛況になっていくと予測。
そんな先駆けとなった2作品。先駆けをしたら成功するか、といえばそうとは限らないのが世の常だが、その勇気に敬礼!!!
追記 過去ブクマでこういう作品が紹介されてた
とある組織に捕まった少女パンドラ。彼女は密室に閉じ込められ、ある任務を命じられる。
その任務とは――ムーチューバ―として不思議アイテムを紹介する動画を配信すること!?
動画配信ライフで世界をつかめ! 氷川へきる待望の新作!!