拉致被害者 有本恵子さんの母 嘉代子さんが死去
2020年2月6日 19時12分留学先のヨーロッパから北朝鮮に拉致された神戸市出身の有本恵子さんの母親の嘉代子さんが今月3日、兵庫県内の病院で亡くなりました。94歳でした。
有本嘉代子さんは、昭和58年、イギリス留学を終えてヨーロッパを旅行中に北朝鮮に拉致された有本恵子さんの母親です。
昭和63年に、恵子さんが北朝鮮にいることが分かって以降、30年以上にわたって、夫の明弘さんとともに救出活動を続けてきました。(略)
麻生幾氏の回想
有本惠子さんのお母さん、有本嘉代子さんが、お亡くなりになられた。
— 麻生幾 (@ikuaso095) February 6, 2020
心からお悔やみ申し上げます。
私にとって、嘉代子さんは、余りにも、特別な気持ちがあります。
1990年、初めて、有本家を訊ねた時、玄関の格子戸を開けて頂いたのは、嘉代子さんだった。マスコミの初めての訪問に、戸惑いの表情、なにかに恐れていらっしゃるような雰囲気、今でも脳裏に深く刻まれている。
— 麻生幾 (@ikuaso095) February 6, 2020
嘉代子さんも、お父さん、明弘さんも、私とデスクの木俣正剛氏(現・岐阜女子大副学長) の訪問に、猜疑心を露にされた。それから、私たちは、有本家に通いつめる一方で、イギリスでの取材を重ねていった。
— 麻生幾 (@ikuaso095) February 6, 2020
タイミング的に、日朝正常化交渉が行われる時で、外務省を動かために、北から手紙がきたことを公表するかどうかの相談を、明弘さん、嘉代子さんと、何度も話あった。
— 麻生幾 (@ikuaso095) February 6, 2020
大阪出身の人なら誰でも分かるが、嘉代子さんは、本当に、優しく、関西のおばさまで、関西弁でお話になられる、気さくな方でした。で、笑顔も、遠慮がちですが、屈託ない明るい方でした。しかし、心の奥には
— 麻生幾 (@ikuaso095) February 6, 2020
娘の安否を悲しむ母親がいました。
有本さん、石岡さん、松木さん、その拉致は、すべて、よど号妻が深く関与した。その一部はすでに日本に帰国している。なぜ、警察は追及しないのか。なぜ、マスコミは追及しないのか。有本さんの拉致に関わったと懺悔している、よど号妻にしても、すべてを明らかにしていない。なぜ追及しないのか?
— 麻生幾 (@ikuaso095) February 6, 2020
「有本さん、石岡さん、松木さん、その拉致は、すべて、よど号妻が深く関与した。その一部はすでに日本に帰国している。なぜ、警察は追及しないのか。なぜ、マスコミは追及しないのか。有本さんの拉致に関わったと懺悔している、よど号妻にしても、すべてを明らかにしていない」
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「グループ」はこんなの出してら。