自分がそもそも作品の脚本家とかに興味を持ったのは「宇宙刑事」ぐらいのときで、けっこう大きなテロップだったので知った。
遡れば「帰ってきたウルトラマン」なども書いていたわけで、実にどうも恩恵を被っている。
その後、「北斗の拳」も担当したが、ヒャッハーなモヒカンの悪人をばったばったと情け容赦なくヒーローたちが殺していく作風に異議を唱え、降板したことも記憶している。
その主張には賛成ではないが、とにかく大きな足跡の人だった。
この時期までご健在だったら、もっと謦咳に接したかったものよ、といまさら悔やむのも遅いか。
安らかなれ。